医療の現場では、曖昧なものの言い方やミスは決して許されません。このセミナーでは、的確で正確な情報の伝達を英語でもできるようになることを目指します。専門性の高い医学知識や医学用語を学習するとともに、外国人患者やその家族にわかりやすい言葉で説明できることを目指しましょう。
各回、一つの器官をテーマにし、そのしくみや構造を学び、それに関連する代表的な疾病をあげ、問診、検査方法を学習していきます。 これまで受講された方々は、
・看護師、助産師、保健師、医師、薬剤師、臨床検査技師、救急救命士
・医療機器メーカー、医薬品開発受託機関、製薬企業に勤務している方
・医療通訳者やメディカル翻訳者の方 など
授業は、全て英語で行われます。
英語力目安:TOEIC500点、IELTS4.5以上あると望ましいです。
看護師及び医療従事者、医療機関やその関連業務に携わり、看護・医療知識を備えている方が望ましいです。
Margaret Raye RN(米国看護師資格)
米国の様々な医療現場において、20年以上看護師として第一線で活躍する。 医療英語教授法資格及び、国際的な英語教師資格を取得。 現在は当協会の看護英語教育プログラム全般の監修並びに専任教師として従事する。
「1.医学用語」を始めに受講してから各器官について学んでいくことを強くおすすめします。
基本となる、医学用語の構成等を学んでおくと、その後の学習の 理解度がより高くなります。
トピック | 開催日時 | 内容 |
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1.医学用語 | 2/4(木) 19:00-21:00 3/22(火) 19:00-21:00 3/31(木) 19:00-21:00 4/9(土) 14:00-16:00 |
医学用語の基本構造(語根、結合母音、接尾語)について基本的な人体構造と機能に関する用語を学ぶ ・細胞、組織、臓器の定義 ・解剖生理学で使われる一般的なVocabulary |
2.免疫系 | 2/6(土) 14:00-16:00 | インフルエンザに焦点をあて、免疫系を学ぶ ・免疫系の主な働き ・それぞれの細胞の働き |
3.神経系 | 2/9(火) 16:00-18:00 | アルツハイマー病に焦点をあて、基本的な神経系の構造について学ぶ。 ・神経系の機能の説明 |
4.内分泌系 | 2/11(木) 16:00-18:00 | 糖尿病に焦点をあて内分泌系を学ぶ ・膵臓の機能の説明 ・糖尿病の徴候と症状 ・問診の仕方 ・糖尿病患者の健康管理指導の方法 |
5.循環器系 | 3/24(木) 16:00-18:00 | 冠動脈疾患、心筋梗塞に焦点をあて、循環器系について学ぶ ・心臓の解剖生理学 ・血液の循環の説明 |
6.呼吸器系 | 3/26(土) 14:00-16:00 | 結核を例に挙げ、呼吸器系について学ぶ ・呼吸器の構造の説明 ・検査方法の説明 ・治療、予防の説明 |
7.消化器系 | 3/29(火) 16:00-18:00 | 過敏性腸症候群と炎症性大腸疾患に焦点をあて、基本的な消化器系の構造について学ぶ ・消化器系の解剖生理学 ・消化過程の説明 |
8.泌尿器系 | 4/2(土) 14:00-16:00 | 腎結石に焦点をあて、泌尿器系を学ぶ ・腎臓の機能の説明 |
9.骨格系 | 4/5(火) 19:00-21:00 | 骨粗鬆症、ヘルニアを例に挙げ骨格系を学ぶ ・各骨の名称 ・一般的な外傷とその処置 |
10.腫瘍学 | 4/7(木) 16:00-18:00 | 肺がんに焦点をあて、腫瘍学を学ぶ ・肺の解剖生理学 ・肺がんの徴候と症状 ・検査方法、治療法の説明 |
11.女性生殖器系 | 4/12(火) 16:00-18:00 | 乳がんに焦点をあて、女性生殖器系について学ぶ ・女性生殖器系の構造の説明 ・検査方法、治療法の説明 |
12.男性生殖器系 | 4/14(木) 19:00-21:00 | 前立腺肥大症に焦点をあて、男性生殖器系について学ぶ ・男性生殖器系の構造の説明 ・検査方法、治療法の説明 |
各回 ¥12,500
※ 教材費込み
※ IPEC医療英語コース(3か月以上)の受講生及び修了生割引有り(お問合せください。)
※ Meducation会員割引有り(Meducationのホームページよりお申込みが必要です。) 本セミナー全15回のうち、8回を受講して修了した方には「修了書」を発行いたします。 この修了書は、基本的な医学用語と解剖生理学を英語で説明でき、応用クラスに進むことのできる知識を習得したという証明として発行いたします。 この「修了書」をご提示いただきますと、春期講座の応用クラスを受講する 際に卒業生割引が適用されます。(詳細につきましてはお問合せください。)
※ 応用クラスは、専門的な医学用語、解剖生理学や患者との関わり方を英語でディスカッションやプレゼンテーションを行いながら学習していきます。こちらのクラスを修了いたしますと、海外の看護学校に留学できるレベルの英語力を身につけることができます。 詳しくはこちらをご覧ください。
近頃では、街を歩けば、必ずといっていいほど、外国人を見かけます。これからグローバル化や2020年の東京オリンピックに向けて、日本に訪れる外国人の数は増えていくことでしょう。それと比例して、病院に訪れる外国人患者も増えていくと考えられます。そのとき、日本人患者と同じように対応できるでしょうか?まだまだ、英語が苦手で、外国人患者の対応に困っている看護師の方は多いかと思います。