アーカイブ:看護師のための看護英語コミュニケーション講座【2016年5月~9月】

看護英語コミュニケーション講座 入門クラス

医療現場で外国人患者に対応する際に自信を持って英語でコミュニケーションができることを目指します。 このクラスは基本的な英語力を習得し、基礎Ⅰ・Ⅱクラス、応用クラスに進級することができます。

目標

基本的な看護業務を英語で表現できるようになり、異文化理解を深めながら外国人患者に対して、実践的なコミュニケーション力を習得する。

受講英語レベル

英語力が初級の方にお薦めです。看護師である日本人教師が授業を担当します。

英語力目安

簡単な自己紹介ができ、ゆっくりであれば聞き取りができる方や質問に対して、Yes か Noの返事ができる方等。

スケジュール

週1回2時間 全15回(授業14回+修了テスト)30時間
※最終日の修了テストでは筆記試験と、米国人看護師の教師との実技テストを行います。

使用教材

2015年秋発売!
IPECオリジナルテキストブック「Nursing English in Action 」
日本及び欧米諸国のさまざまな医療現場において外国人患者と接してきた日本人看護師たちを中心に制作された教科書です。豊富なボキャブラリーやフレーズ、リスニングCD付きの「実際の現場で役立つ」英語コミュニケーションを学ぶことができます。
監修: IPEC 理事・看護英語教育ワーキンググループ委員長
名古屋大学大学院医学系研究科基礎・臨床看護学講座教授
医学博士・看護学博士 山内豊明

IPEC看護英語オリジナルテキスト

担当教師

IPEC看護教育専任教師 小口順子

日本の看護師免許取得。国内で病棟勤務を経て渡欧。帰国後は英会話教師として約9年間従事する。看護師の実務経験と英会話教師の教授経験を活かし、現在はIPECの看護英語教育の担当及び専任教師として従事。その他、英語通訳案内士、医療通訳士技能検定(英語)1級資格を有する。

授業内容(例)

看護師が日本の医療現場における外国人患者の対応において、言葉の違いだけではなく文化的背景・常識の違いなども理解しながら、実践的な英語コミュニケーション力の習得を目指します。

  • 第1回~第4回 : 初対面の対応・症状
  • 第5回~第6回 : 問診 : 患者プロフィール
  • 第7回~第8回 : 問診 : 病歴・家族歴・生活習慣
  • 第9回 : 病棟内オリエンテーション
  • 第10回 : ADL日常生活動作
  • 第11回 : バイタルサイン
  • 第12回 : 検査と処置
  • 第13回 : 処方薬の管理
  • 第14回 : 退院時の指導
  • 第15回 : 修了テスト(筆記・実技)

※修了テストには米国人看護師の教師との実技が含まれます。

授業の流れ

開講期間:3ヶ月

6月スタート
2016/6/8~2016/9/14(水)19:00~21:00
2016/6/11~2016/9/17(土) 12:30~14:30

宿題や課題

毎回、医学用語や知識、医療英語表現の復習のために宿題や課題がだされます。 学習の上達度につながりますので、復習や予習は次の授業までにこなすことが大切です。

修了テスト/成績表・修了証書

講座最終日には「修了テスト」を実施し、習熟度を測定します。成績表が作成され、教師と今後の学習についてのカウンセリングも実施されます。講座修了者にはIPECから修了証書が授与されます。但し、修了証書は、出席率・テストの成績・宿題の提出・担当教師による評価が所定の基準を充たすことが条件となります。

看護英語コミュニケーション講座 基礎クラス

概要

基礎クラスでは、治療を必要とする外国人患者とのコミュニケーション力の養成に重点を置きます。様々な医療現場を想定したロールプレイを通して、「看護英語コミュニケーション力」と、「医学用語」、「知っておかなければならない英語表現」を習得していきます。また、ネイティブスピーカーの教師ならではの英語での授業を通して、リスニング力の向上をはかり、より正確な発音ができるように練習を積んでいきます。

目標

【基礎Ⅰ】
目標:一般的な看護業務を英語で表現できるようになり、さらに外国人患者への細かい対応(術後のケア、家族への説明、薬の管理等)ができるようになる。

【基礎Ⅱ】
目標:より専門的な医療英語を習得し、各器官の構造・機能や病気について英語で説明できるようになる。また、応用クラスへ進級することのできる英語コ ミュニケーション力を習得する。

英語力目安

【基礎Ⅰ】TOEIC©500点・IELTS4.5以上
【基礎Ⅱ】TOEIC©600点・IELTS5.0以上
※上記の英語力を有していることが望ましいですが、レベルチェックやご相談に応じますのでお気軽にお問い合わせください。

スケジュール

週1回2時間 全15回(授業14回+修了テスト)30時間)

授業内容(例)

【基礎Ⅰ】
・医学用語について(一般的な医学用語と専門的な医学用語、体の部位の名称)
・手術後の患者のケアについて(術後回復室での対応、疼痛アセスメント、静注治療)
・リハビリテーションについて(食事の介助、安全な嚥下方法を教える)
・糖尿病の管理について(血糖値の測定をする、低血糖時や糖尿病の症状について説明する)

【基礎Ⅱ】
・医学用語について(語根・接頭辞・接尾辞等の専門構造)
・患者に対して問診を行う(既往歴、兆候や症状の確認)
・バイタルサインの測定
・骨格や器官について(名称の確認、一般的にみられる疾患)
・一般的にみられる病気について症状の説明
(インフルエンザ、アレルギー、心筋梗塞、一般的な胃腸の疾患)
・糖尿病の管理について(ケアプランの作成、生活習慣改善の指導)

開講期間:3ヶ月

【基礎Ⅰ】
6月スタート
2016/6/2~2016/9/8(木)19:00~21:00 2016/6/4~2016/9/10(土)16:00~18:00

宿題や課題

毎回、医学用語や知識、医療英語表現の復習のために宿題や課題がだされます。 学習の上達度につながりますので、復習や予習は次の授業までにこなすことが大切です。

修了テスト/成績表・修了証書

講座最終日には「修了テスト」を実施し、習熟度を測定します。成績表が作成され、教師と今後の学習についてのカウンセリングも実施されます。講座修了者にはIPECから修了証書が授与されます。但し、修了証書は、出席率・テストの成績・宿題の提出・担当教師による評価が所定の基準を充たすことが条件となります。

看護英語コミュニケーション講座 応用クラス

概要

基礎クラスで学んだことをふまえ、より専門的な医学知識を英語で習得していきます。各器官系と関連した疾患を学び、テーマごとに解剖・生理・診断・治療などについての理解を深めていきます。必要に応じNCLEX-RNの対策テキストなども使用し、医療現場で習得しておかなければならない知識や表現能力の強化もしていきます。また、授業全体を通してより正確な医療現場で必要な英語による説明能力を鍛えていきます。

目標

解剖生理学、病理学を学びながら、より高度な英語コミュニケーション力を習得する。ディスカッションやプレゼンテーションを通して、異文化への理解を深めていく。このクラスを修了することで、海外へ看護留学するための準備となります。

英語力目安

TOEIC®700点/IELTS5.5以上
※上記の英語力を有していることが望ましいですが、レベルチェックやご相談に応じますのでお気軽にお問い合わせください。

スケジュール

週1回2時間 全15回(授業14回+修了テスト)30時間

授業内容例

授業は、各器官を下記のフローで学んでいきます。

各器官系 関連する疾患
消化器系 過敏性腸症候群・胃がん・大腸がん
腎臓/泌尿器系 腎不全・腎結石・鎮痛薬性腎症
呼吸器系 肺炎・肺結核・慢性閉塞性肺疾患(COPD)
循環器系 不整脈・冠動脈疾患(CAD)・心筋梗塞
神経系 多発性硬化症(MS)・パーキンソン病・アルツハイマー病
女性生殖器系 乳がん・卵巣がん・子宮筋腫
男性生殖器系 前立腺がん・前立腺肥大症・精巣がん

さらにNCLEX-RNの対策テキストを適宜使用することによって、看護について英語でより深く学んでいきます。

開講期間:3ヶ月

2016/5/12~2016/8/18(木)16:00~18:00

宿題や課題

毎回、医学用語や知識、医療英語表現の復習のために宿題や課題がだされます。 学習の上達度につながりますので、復習や予習は次の授業までにこなすことが大切です。

修了テスト/成績表・修了証書

講座最終日には「修了テスト」を実施し、習熟度を測定します。成績表が作成され、教師と今後の学習についてのカウンセリングも実施されます。講座修了者にはIPECから修了証書が授与されます。但し、修了証書は、出席率・テストの成績・宿題の提出・担当教師による評価が所定の基準を充たすことが条件となります。

Margaret Raye RN(米国看護師資格)

米国の様々な医療現場において、20年以上看護師として第一線で活躍する。 医療英語教授法資格及び、国際的な英語教師資格を取得。 現在は当協会の看護英語教育プログラム全般の監修並びに専任教師として従事する。

~Profile of Nursing Experience~
Medical Surgical Nursing-3 years
Women’s Clinic-1 year
Operating Room-1 year
Office Nursing-2 years
Home Health Care-2 years
o In home dialysis
o Diabetic Care
o Nutritional Counseling
Foster Care-4 years
o Supervising care of all foster children within the agency including a home for the developmentally delayed. Some children were seriously ill.
o Taught Medication administration through the state-nursing homes, group homes, and to foster parents caring for critically ill children
o Taught Cardio-pulmonary resuscitation (CPR)
o Taught First Aid
Residential Care Facility for the elderly-1 year
o Taught Medication Administration, First Aid, CPR, Universal Precautions
o Created a nurse operated clinic within the facility to assist residents in achieving and maintaining the highest level of well being possible
o Created a Personal Care Assistant program for assisting elderly people to live independently as long as possible

お申込みは終了致しました。