アーカイブ:第3回 看護英語 実践セミナー~ 外国人患者へ『英語で問診』を体験 ~
【2018.7.22(日)開催レポート】

7月22日(日)に「第3回看護英語実践セミナー~外国人患者へ『英語で問診』を模擬体験~」が開催され、18名の方(看護師14名、薬剤師1名、助産師1名、医療事務1名、その他1名)に受講していただきました。
受講動機として「外国人患者の増加」「オリンピック・パラリンピックに向けて」を挙げる方が多く、皆さん積極的に、意欲的に参加されていました。

看護英語のセミナー風景1

セミナーでは、それぞれ違う症状を抱えた外国人患者から情報を聴取する「問診の模擬体験」と、「バイタルサイン測定時の患者への説明」、そして今回新しくブースを設けた「服薬指導」を行いました。
患者のシナリオは7つ用意され、問診に入る前にウォーミングアップレッスンを行い、全員でまず重要表現を学習してから問診をスタートしました。
模擬体験と並行して「医学用語の基礎」のミニレクチャーが2回あり、最後に患者役の外国人教師からの総評がありました。

ウォーミングアップレッスン

まず全員で問診・バイタルサインチェック・服薬指導に関わる基礎表現、及び各シナリオの追加表現や語彙を学習しました。一つ一つ教師の後について発音も練習し、問診票の使い方などの説明を受けてLet’s start!!

看護英語のセミナー風景2

問診聴取

4つのブースには患者役の英語教師が待機しており、ひたすら「英語のみ」で情報を聴取していきます。 4人の教師の母国はアメリカ・イギリス・カナダ・中国と様々で、異なる国の英語を聴き取る良い練習になります。また、前半と後半でシナリオが変わり、受講生は全部で7つの症例を体験することができました。毎回、各患者役教師から短いフィードバックがあり、自分の問診を振り返ることができます。 患者情報の解答は貼りだされているので、自分の聴取した情報が正しかったのかを確認し、疑問点はすぐに日本人教師に確認することができます。皆さん解答を見て熱心にメモを取っておられました。

看護英語のセミナー風景3

今回は、初めて受講された方が多く、一般的なセミナーとの違いに少し戸惑う方もおられましたが、何回かこなすうちに、この実践的なやり方でこそご自身の英語力が本当に試され、かつ回数を重ねるごとに言葉が自然と出てくることを体感されていました。

看護英語のセミナー風景4

バイタルサインチェック時の説明・服薬指導

バイタルサインブースでは手を動かしながらの説明に少し戸惑う方もいましたが、事前に指示された血圧や脈拍の数値を使って、とてもスムースに説明できていました。 後半、このブースは「服薬指導」を行いました。発音が難しい単語(antihistamine, antidiabeticなど)も多く、また、服薬上の注意点など難しかったところもありましたが、最も重要な表現である用法・用量については、皆さんしっかりと説明できていました。

ミニレクチャー

問診の模擬体験と並行して、日本人教師による「医学用語の基礎」のミニレクチャーが 2回行われました。今回は「tachy-とbrady-」という臨床では日本語で「タキる」「ブラディ」のように使われている接頭語について、またその接頭語が付く単語、及び患者への説明の仕方を学びました。メモを取る方も多く、より専門的な知識を身につけたい!という熱意が感じられました。

看護英語のセミナー風景5

最後に患者役の外国人教師から「基本的な問診の質問を何回も繰り返すことで、このセミナーの2時間の中でも成長が見られました。やればやるほど上手く話すことができるようになった。」という総評がありました。セミナー終了後も、熱心に解答を書き写す方も多く、受講生の皆様の英語学習への強い意欲を感じました。

IPECでは今後も看護師を始めとする医療者の方々に実践で使える英語を提供してまいります。

【 今後の予定 】

・2018年 8/29(水),9/2(日),9/4(火)TOPEC看護英語試験 対策講座
・2018年 9/16(日)TOPEC 看護英語試験
・2018年 9/24(月・祝)ゼロから始める看護英語

*日程・内容は変更になる場合がありますので、詳細はホームページでご確認ください。

皆様のご参加をお待ちしております!

受講生の感想

セミナー全体を通して
難しかったけどやりがいを感じた。
普段英語を使っていないので、聴き取りや、専門用語の発音が難しかった。
医療関係の単語がわからないので、しっかり勉強しなくては!と感じた。
先生達と話すのがとても楽しかったので、緊張せずにできた。
聴き取りが難しかったが、以前よりできるようになっていた。
パニックにならないようにまずは自分を落ち着かせること!
最初は考えながらロールプレイをしていたが、回数を重ねるうちに自然と(言葉が)出てくるようになった。
今の自分にとても合っていた。(英語を)使っていても正しいのかどうか時折不安だった。参加できて良かった。
こういったライヴ感のあるセミナーは初めてでとても緊張した。貴重な体験だった。
聞き取れなかった所を聞き返すことができなかった。
理解できる単語もあり、またわからない単語もあり、自分にとっては適度な難易度だった。
緊張したけれど、色々と学ぶことができた。楽しかった。
問診 模擬体験
何度も繰り返すことで表現が身に付いた。
たくさんの症例を体験でき、実践的で良かった。
患者役の先生が良い点・改善点などを最後に指摘してくれるので参考になった。
フィードバックをその場で聞くことができるのが嬉しい。
ネイティヴの言葉を聞き、自分の英語を理解してもらうように発音に気をつけてできた。
アウトプットの良い機会になった。
聴き取ることが難しかった。
(問診表現を)見ながらではなく、自分の言葉で話せるようになりたい。
尋ね方、定型文などわかったので、患者対応で使っていきたい。
実際に英語でコミュニケーションを取る練習ができ、英語に対し少し馴染めたような気がする。
(臨床で)必ず使うことなので良かった。
専門用語が英語に換わるので、そこが難しい。
先生方のパワーに圧倒された。
全てとても役に立った。
バイタルサインチェック時の説明・服薬指導
いままで気になっていた言い方など確認することができた。
自分の言葉で言えた。
今まで知らなかった数値の読み方を学んだ。
書かれていることだけではなく、自分の言葉でしっかり表現できるようになりたいと感じた。
個別で教えてもらえるところが良かった。
実践的だった。
(臨床で)必ず使うことなので良かった。
(バイタルサインは)昨年もやっているのに忘れていた。復習できてよかった。
CD、テキストで復習したい。
咄嗟に(英語が)出てこないので、勉強になった。
フィードバックを随時してもらえたのが良かった。
ミニレクチャー
単語の理解の仕方がよくわかった。
実際に普段も使っているワードだが、言い替えの単語がわかりやすかった。
医学用語について学ぶことができた。
医学英語の知識が深まる。
少し難しい医学用語をわかりやすく教えてもらえた。
もっと学びたい。
わかりやすい
医学用語について学び、簡単な表現も学習できて良かった。
単語を細かく考えて覚えるということをしたことがなかったので、なるほどなぁと思った。難しい。
難しい単語もこういう形で理解すると、今後も(単語を)イメージできそう。
15分では足りないくらいとても面白いレクチャーだった。もっと聞きたかった。