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【受講生の皆様へ】新型コロナウイルスに関するWHO情報

新型コロナウイルスの感染状況に関するWHOのレポート(2020年1月30日〜2月11日)

2020年2月12日ILC国際語学センター作成

  1月30日 1月31日 2月1日 2月2日※ 2月3日 2月4日 2月5日
全世界(中国を含む)で確認された症例数 7818 9826 11953 14557 17391 20630 24554
中国で確認された症例数 7736 9720 11821 14411 17238 20471 24363
重篤な症例 1370 1527 1795 2110 2296 2788 3219
死亡にいたった症例数 170 213 259 304 361 425 491
中国以外の国及び地域で確認された症例数
()内は国及び地域の数
82(18ヵ国) 106(19ヵ国) 132(23ヵ国) 146(23ヵ国) 153(23ヵ国) 159(23ヵ国) 191(24ヵ国)
  2月6日 2月7日 2月8日 2月9日 2月10日 2月11日
全世界(中国を含む)で確認された症例数 28276 31481 34886 37558 40554 43103
中国で確認された症例数 28060 31211 34598 37251 40235 42708
重篤な症例 3859 4821 6101 6188 6484 7333
死亡にいたった症例数 564 637 723 812 909 1017
中国以外の国及び地域で確認された症例数
()内は国及び地域の数
216(24ヵ国) 270(24ヵ国) 288(24ヵ国) 307(24ヵ国) 319(24ヵ国) 395(24ヵ国)

※初めて国外で死亡にいたった症例が報告フィリピン(ただし、中国籍で武漢の方)

WHO新型コロナウイルス関係報道発表(2月10日及び11日)

2020年2月12日ILC国際語学センターまとめ

2020年2月10日(要旨のみ)

2020年2月10日午前6時(ジュネーブ時間)現在で、中国で40,235の感染症例が確認され、909症例の死亡が確認された。中国以外では、24カ国で319の症例が確認され、1症例の死亡が確認されている。

症例の99%が中国からの報告であり、多くの症例が軽い症状となっているが、致死率は2%台となっている。

昨日フランス、本日イギリスで、中国に渡航歴を持っていない人からの感染拡大の症例が報告され懸念を抱いている。まだ症例数が少なく火花の状態であるが、その火花が大火となる可能性もある。したがって、火花の状態で封じ込めることを目標にしなければならない。

WHOは、コロナウイルスを診断できる適正な技術を持つ研究所として世界で168箇所を指定している。

WHOは、カメルーン、コート・ダジュール、コンゴ、エジプト、ガボン、ガーナ、イラン、ケニア、モロッコ、ナイジェリア、チュニジア、ウガンダ、ザンビアに検査キットを送った。これらの国でも検査が始まっている。

本日もベルリンで用意された15万の検査キットが世界の80を超える研究所に送られる。アフリカでは、検査キットを使用した新型コロナウイルスの検査・診断に関するトレーニングが行われている。

2020年2月11日(要旨のみ)

WHOは、新型コロナウイルスによる肺炎の正式病名をCOVID-19に決めた。

2020年2月11日午前6時(ジュネーブ時間)現在で、中国で42,708の感染症例が確認され、悲しい報告であるが1000を超える1017症例の死亡が確認された。死亡報告のほとんどが湖北省武漢からの報告である。中国以外では、24カ国で393の症例が確認され、1症例の死亡が確認されている。

WHOは国連(UN)事務総長に報告を行い、国連の全システムを動員して、新型コロナウイルスの感染拡大阻止に対応していくことで方針が一致した。

ワクチンの開発は、18ヶ月以内となるであろう。開発に長期間を要するため、その間、感染の拡大をいかに防ぐかが大切になる。個々人においては、下記のことを徹底することが重要である。

  • こまめに石鹸と水で手洗いするか、消毒液で手指消毒をする。
  • 咳やくしゃみをしている人から距離を置く。
  • 咳やくしゃみをするときは、鼻と口をテッシュペーパーもしくは肘でカバーする。

WHO公式ホームページ新型コロナウイルスに関するQ&Aから一部抜粋

WHOは、新型コロナウイルスに関して正しい情報や知識をもって対応するように、Q&Aを展開している。その一部を仮訳して上梓する。

Q「動物から人に新型コロナウイルスは感染するのでしょうか?」

A SARSウイルスの詳細な研究で、2002年に中国でハクビシンから人に感染したことが解明された。2012年にはサウジアラビアでヒトコブラクダから人にMERSウイルスが感染することが解明された。確かにいくつかのコロナウイルス(今回の新型ではないもの)は動物の間で感染しているが、人への感染は確認されていない。そして、新型コロナウイルスの動物からの感染源は、いまだ見つかっていない。けれども、動物の売り買いが行われるマーケットや防護せずに生きた動物や動物が触れた場所に接触することを避けるべきである。また、動物の生肉や調理されていない肉などの製品を食することは避けなければならない。

Q「ペットから新型コロナウイルスが感染しますか?」

A いいえ、感染しません。現在のところ、猫や犬などのペットから新型コロナウイルスが感染し、又はペットからウイルスが拡散したという事実はありません。

Q「新型コロナウイルスは、人から人へと感染するのでしょうか?」

A 感染します。新型コロナウイルスは呼吸器系の疾患であるため、家庭、職場や医療機関内で感染者と濃厚接触(手で触れること又は対面で会話することが可能な距離での接触)した場合に人から人へ感染する可能性があります。

Q「どのように予防すべきですか?」

A

  • 手を石鹸と水で頻繁に洗うか、アルコール製剤による手指消毒を行う。
  • 咳、くしゃみ又は発熱の症状を持つ人とは少なくとも1メートルの間隔を保つ。
  • 目、鼻及び口を触らない。
  • 咳、発熱そして呼吸困難がある場合には直ちに医療機関を受診する。新型コロナウイルスの感染症例が確認されている中国の地域に渡航した人もしくは当該地域に渡航した人と濃厚接触をした人は、その旨を必ず医師等に話す。

Q「予防のためにマスクを着用すべきですか?」

A マスクの着用は、呼吸器系の疾患の拡散を制限する点において一定の効果がある。けれども、マスクの着用だけをもって感染を防止できるわけではない。手洗い、呼吸器衛生や他人と濃厚接触しないなどの予防策と組み合わせて予防対策をしなければならない。

Q「どのようにマスクを着用し、はずし、そして捨てるべきですか?」

A

  1. マスクを着用する前には手を水と石鹸で洗うか、アルコール製剤で手指消毒をする。
  2. マスクで鼻と口をカバーし、マスクと顔の間の隙間が無いように着用する。
  3. マスクを着用したらマスクに触らないこと、もし触った場合には手洗いもしくは手指消毒をする。
  4. マスクが湿ってきたら、新しいものに替える。使い捨てマスクを再使用しない。
  5. マスクをはずす場合には、フィルター部分に触らず、耳にかける紐の部分に指をかけてはずす。その使用済みマスクは、必ず蓋つきのゴミ箱にすばやく捨てる。捨てた後は、必ず石鹸で手洗い又はアルコール製剤で手指消毒を行う。以上