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【看護英語オンラインセミナーレポート】
「上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)~検査の問診を学ぼう~」2021年9月7日 13:00-14:30 開催/
「上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)~前処置と検査後の説明を学ぼう~」2021年9月21日 13:00-14:30開催

IPECでは2018年度に消化管内視鏡検査についての看護英語セミナーを上部編、下部編に分けてスタートいたしました。 外国人にとってはいわゆる「胃カメラ」や「大腸カメラ」自体が初めてという方も多く、検査前・後の説明、及び検査中の声かけをしっかりする必要があります。日本語でいつも説明していることを英語ではどう表現しているのか、を学習するために各回30名以上の看護師の皆様が積極的に学んでいた姿が印象的でした。

2020年度はオンデマンドセミナーとして開催いたしました。

そして今回、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)について「検査の問診を学ぼう」「前処置を検査後の説明を学ぼう」という2回に分けてオンラインのライブセミナーを行いました。

9月7日開催の「上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)~検査の問診を学ぼう~」では、まず第1部で上部消化管に関する語彙と、検査前の問診に関する語彙・表現を学びました。臓器名、症状名は、発音のポイントを指示してくれるので、発音練習がしっかりできました。問診では、鎮痙剤使用時の質問に出てくる緑内障、糖尿病などの疾患名も含め、アレルギーの有無の確認など基本的な質問を学習しました。第2部では、第1部で学習した問診の表現を使った看護師と患者の会話の聴き取りに挑戦し、自分のリスニング力を確認することができました。また、胃カメラでは鎮静剤を使用する患者も多いので、その際の説明の英語表現も学習しました。

9月21日開催の「上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)~前処置と検査後の説明を学ぼう~」では、第1部で上部消化管に関する疾患名と検査の前処置に関する語彙を学習し、第2部で検査中の声かけの表現や検査後の諸注意に関する語彙と表現を学びました。普段、日本語で行っている説明を英語ではどう表現するのかについて、ポイントを押さえた説明がありました。また、同じ意味でも他にもこんな表現がある、という補足説明もあり、受講生の皆さんもメモを取っていました。

2回とも、第3部にスピーキング練習があり、学んだ表現をきちんと発音できているかを教師にチェックしてもらいつつ何度も練習ができました。

ライブ配信授業は、遠隔地の方も参加が可能ですし、会場までの移動時間や交通費も必要ありません。画面越しではありますが、対面のセミナーのように教師とやり取りすることができます。

今回のセミナーでも、スピーキング練習のパートでは実際に教師と会話し、また受講生同士もお互いの顔が見え声が聞こえ、質疑応答も対面セミナーと同じように活発に為されました。

受講生からは、「検査前の問診の基本的な表現を学び、繰り返し練習もできたので、現場で使えそうだと思いました。」「鎮静剤の使用について患者さんに必ず伝える表現が学ぶことができました。」「検査前後の説明について経口・経鼻の両方を学べてよかった。」というお声をいただいています。

オンラインセミナーは、自宅や、勤務後の職場からでもすぐに参加が可能です。ご自身が学習されてきた看護英語を声に出して話せる絶好の機会でもあります。ぜひどんどんご参加ください!

IPECでは今後も看護師をはじめとする医療者の方々に実践で使える英語を提供していきます。お楽しみに!

今後の看護英語オンラインセミナー予定


  1. オンデマンド配信
*日程・内容は変更になる場合がありますので、詳細はホームページでご確認ください。

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