子供から大人まで、あらゆる世代によく見られる症状である「腹痛」は、様々な原因によって起こり、時に重篤な症状の前触れにもなり得ますので、腹痛を訴える患者からの問診はとても重要です。
今回のオンラインライブセミナーは、消化器由来の腹痛に絞り、消化器疾患に関連する語彙、痛みに関する英語表現や基本的な問診のパターンを学習しました。
第1部では、まず消化器疾患に関連する語彙と腹痛の問診を学びました。同じ「痛み」を表す単語でも”ache”と”pain”は違うということや、消化器に関する代表的な臓器名、疾患名、症状を発音と共に学習し、続いて腹痛を訴える患者への問診表現を学びます。主訴に関する質問や痛みの種類など、腹痛の問診には欠かせないことばかりでした。質問文のイントネーションについても丁寧に説明があり、とても分かりやすい講義でした。
第2部では、第1部の質問項目にプラスして問診に活用できる表現を学びました。どこが痛むのか、いつから痛むのか、など大切な質問に加え、外国人患者への対応時には必須の聞き返しのフレーズもいくつか紹介され、とても実践的でした。
第3部のスピーキング練習では、教師が患者役となり、学んだ表現を教師に質問して患者情報を聞き取りました。また、きちんと発音できているかを教師にチェックしてもらいつつ何度も会話文を練習することができました。
ライブ配信授業は、遠隔地の方も参加が可能ですし、会場までの移動時間や交通費も必要ありません。画面越しではありますが、対面のセミナーのように教師とやり取りすることができます。 オンラインセミナーであれば、自宅や勤務後の職場からでも、すぐに参加が可能です。ご自身が学習されてきた看護英語を声に出して話せる絶好の機会でもあります。ぜひどんどんご参加ください!
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