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京都先端科学大学 授業レポート
2025年度地域包括ケア実践プロジェクトII
第12回臨床国際コミュニケーション(2)看護職として知っておきたい外国籍クライエントへの接し方
第13回臨床国際コミュニケーション(3)外国籍クライエントとのコミュニケーション

2025年7月2日(水)、京都先端科学大学 嵯峨野ホールにて外部講師としてIPEC看護英語専任教師(看護師)が、「第12回臨床国際コミュニケーション(2)・第13回臨床国際コミュニケーション(3)」の授業を担当しました。
本大学の健康医療学部看護学科3年生71名の学生の皆様にご受講いただきました。


©I.P.E.C.

授業の導入では、事前課題の復習として、体の部位・臓器名や疾患名の英語クイズにチャレンジし、“esophagus” “gallbladder”など少し難しい発音や医学用語の構造について勉強しました。
学生の皆様は、IPEC看護英語テキスト「Nursing English in Action第2版」の症状(Chapter 2)、病歴と生活習慣(Chapter 4)、バイタルサイン(Chapter 7)を事前に学習してこられてきたのでよくできていました。

3講時:「第12回臨床国際コミュニケーション(2)~看護職として知っておきたい外国籍クライエントへの接し方~」

主に問診時に必要な項目「主訴・発症時期・既往歴・服薬歴・アレルギー」の質問の仕方、患者の症状を把握するために様々な「症状」の表現に重点をおき学習をしました。また、患者情報を確実に聴取することは看護師として重要であるため、わからない時には曖昧にするのではなく、きちんと聞き返したり、患者への関心を示すフレーズについても学びました。
知識としてしっかりと語彙・表現をin putした後に、看護師と患者の基本的な看護英会話のスピーキング(out put)の練習を行いました。皆様が問診の流れを一通り理解したところで、各自問診スクリプトを作成させました。その後、4人1組のグループにわかれ、そのスクリプトをもとに、看護師役と患者役のロールプレイを繰り返し行い、実践的な英語コミュニケーション力を定着させていきました。

【問診スクリプト】

看護師:What seems to be the matter today?
患者:I have a fever and I feel run-down.
看護師:That’s too bad. When did your ~~?
患者:The fever started ~~~~~~.

©I.P.E.C.

ロールプレイ中は、本大学の教員の方々にもフォローをしていただきました。

4講時:「第13回臨床国際コミュニケーション(3)~外国籍クライエントとのコミュニケーション~」

続いて、バイタル測定時の重要語彙・説明や結果を伝える表現を看護英語テキストを使って、ひとつひとつ理解しました。

・バイタル測定をします。
・体温を測ります。→ 体温は●度です。
・血圧を測ります。→ 上が●/下が●です。
・脈拍と酸素飽和度を測ります。→ 脈拍は●回で、酸素飽和度は●%です。

©I.P.E.C.

外国人患者に対して、今から何をするのか説明しながら測定していくこと、正しく値(数字)を伝えることの大切さも学びました。

ロールプレイでは、問診からバイタルサイン測定までの一連の流れを、看護師役は体温計を渡す、血圧計を使いながら動作をつけながら、患者役に丁寧に測定内容を説明し、その結果を伝えていきました。


©I.P.E.C.

学生の皆様は、次回(7月9日)の授業では、本大学の留学生が患者役になり、実習着で看護師として問診を行い、バイタルサイン測定までの質問ややり取りを暗記して、実践的に取り組むそうです。がんばってくださいね!

授業後には、当協会(IPEC)理事長 山内豊明先生(医学博士・看護学博士)より、看護英語を学習されている学生の皆様へ「看護英語を学ぶ意義」についてビデオメッセージを送りました。

今後も学生の皆様が看護英語の学習を続けられ、将来看護現場でご活躍されますことをお祈りしております。

京都先端科学大学 健康医療学部 看護学科3年生の学生の皆様、学科長 嶌田教授、宇多准教授、池上講師をはじめ、教員の皆様、どうもありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしております!

学生の皆様からの授業の感想について伺いましたので、一部ご紹介いたします。

Q1. 授業で習得できたことは?
医療英語に初めて触れたが、単語の意味を1つずつ理解すれば共通して使えるものが多かった。
基本的な症状の語彙、英語でバイタルサイン測定、値の伝え方などについて習得できた。
問診からバイタルサイン測定までを英語で説明する方法がわかった。
どのように英語でバイタルサイン測定を行えばよいのかわかった。
つなぎの言葉など実際に使用できる英語も学べてよかった。
Q2. IPEC看護英語専任教師の教え方は?
発音や文法についての説明がわかりやすかった。
毎回、発音練習があったのでわかりやすかった。
数字の読み方など、わかりやすく説明してくれた。
臨床で使う言葉を教えてもらって、とても実用的でわかりやすかった。
ネイティブスピーカーの音声やCD音源を流してくれたので、発音は理解しやすかった。
Q3. IPEC看護英語テキスト『Nursing English in Action第2版』は看護の現場で役に立つと思いますか?
実際の看護場面が想定することができるので役に立つと思う。
外国人観光客が増加している状況で、臨床の現場で今日学習した英語が使えると思う。
単語だけではなく、フレーズも多く記載されているので役に立つと思う。
臨床の現場で使えるように何度も読み返そうと思う。
症状や疾患名がわかりやすく、様々なシチュエーションがおさえられていてよいと思う。

京都先端科学大学 京都太秦キャンパス

IPECは2025年7月、健康医療学部看護学科の「グローバル化する地域の医療を支えるプロフェッショナルを育成」プロジェクトのひとつの地域包括ケア実践プロジェクトⅡ2025「臨床国際コミュニケーション(2)看護職として知っておきたい外国籍クライエントへの接し方」「臨床国際コミュニケーション(3)外国籍クライエントとのコミュニケーション」の授業を外部講師として看護英語専任教師(看護師)が担当しました。

学校情報


京都先端科学大学 京都太秦キャンパス
〒615-8577 京都府京都市右京区山ノ内五反田町18
https://www.kuas.ac.jp/academics/faculty/hms/nursing

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