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アメリカの看護師は普段どのような患者(年齢、民族的・文化的背景)を相手にケアを行っているのでしょうか?アメリカは数多い移民が暮らす国でもあります。州によって特徴があるのでしょうか。
マンハッタン中心部にある、低所得者用のロングタームケアで勤務していると、やはり、黒人が圧倒的に多いです。この病院には、黒人の看護師さんが多く、白人の看護師は2人のみで、ラテン系10名と日本人看護師は私一人です。年齢層は、65歳以上が殆どで、スラングのある言語を理解するのに苦労しているそうです。
ハワイ住民の住む地域には、日系人コミュニテイーは少ない為、日系人コミュニテイーのある地域での就職活動をしてようやく病院へ就職しました。最初の1週間でオリエンテーションが実施され、その後は普通に看護師として働く必要があるので、英語の面で今でも苦労しています。日系人であっても、2,3世は日本語を一切話さないので毎日が言語での苦労です。
コラム担当:Hoshi World Education Advisor 星 宣子さん
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日本とは違って、アメリカでは州や地域によって、患者の層も様々であるようです。 次回は、実際に看護師たちがどのように働いているのか、日本とアメリカの違いについて触れていきます。