2024年11月6日(水)、宮城大学 国際看護プログラムの一環として、IPEC看護英語教師(カナダ・日本看護師)が遠隔講義を担当しました。
まず、カナダの医療現場での実務経験について講演し、その後、現病歴の問診の英語表現をテキスト『Nursing English in Action第2版』を基に講義を行いました。
看護学群2年生の学生17名の皆様にご受講いただきました。
担当教師は日本の看護大学を卒業後、脳神経外科病棟勤務を経てカナダ渡航。独学でカナダ看護師試験(Canadian RN Exam)に合格し、看護師免許取得。就労ビザ取得後、トロント市内の地域基幹病院の外傷・脳神経外科ICUにて看護師として勤務していた経験があります。
講義前半では、まず「私のRN体験記~Canada~」としてカナダで看護師になるために必要な試験について、また実際に勤務して感じた日本との違いについて話がありました。 カナダでは医師と看護師が対等な立場で患者に対して意見を交わし合い、「チーム」としての関係がとても良かったとのことでした。
講義後半は、『Nursing English in Action第2版』を基に、現病歴聴取に関連する語彙や表現を学びました。
患者の主訴を引き出す問いかけの英語表現や、一般的な症状の伝え方、また痛みの種類についても学ぶことができました。
学生の皆さんはメモを取りながら真剣に受講されていました。オンラインでの受講は久しぶりということで、発音練習は最初は戸惑った様子が見られましたが、徐々に口元がはっきりと動き始め、皆さん発音練習をしっかりされていることがわかりました。
宮城大学 看護学群の学生の皆様、小松容子准教授、どうもありがとうございました。
第2回の講義を楽しみにしております。
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