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【Nursing English in Action】chapter2 体の部位:上級編~Part1~

Chapter2では体の部位の英単語を学習しますが、今回はもう少し踏み込んだ単語を“head-to-toe”の順番で紹介します。ちなみにこのhead-to-toeという表現は、直訳すると「頭から足の指まで」となりますが「全身」という意味にもなります。Head-to-toe assessmentというと「全身のアセスメント」ということになります。

では、まず「頭」に関連する単語から始めましょう。 「熱っぽいかな?」と触るのはおでこですよね。「おでこ」は英語でforeheadといいます。fore=前方のhead=頭という意味です。「あご」は、英語では厳密に言うと二通りの言い方があります。あごの一番先の部分はchinと言い、あご全体はjawと言います。1970年代の映画に、巨大サメが出てくる映画『ジョーズ』がありましたよね。まさしくサメの巨大な”Jaws”からきているのがわかると思います。cheek「頬(チーク)」、lip「唇(リップ)」、eye brow「眉毛(アイブロウ)」、eye lash「まつげ(アイラッシュ) 」などは、メイク用語でもおなじみですね。



それでは、次にupper body(上半身)に移ります。ちなみに上半身・胴体のことはtorsoということもあります。日本語の「鎖骨」は医療者も一般人も同じように使いますが、英語には医学用語であるclavicleと一般用語であるcollar boneという2つの言い方があります。後者はcollar=襟のあたりにあるbone=骨という意味であり、患者さんにはこの名称で言った方がわかりやすいでしょう。

同じように「肩甲骨」にも英語にはscapula(医学用語)とshoulder blade(一般用語)というふた通りの言い方があります。shoulder=肩の blade=刀、の方がやはり患者さんにはわかりやすいですね。

日本語で「胸」といいますと、英語ではbreastかchestになります。女性の場合はbreast、男性の場合はchestと、ざっくりと使い分けている感じですが、必ずしも全てがそうとは限りません。男性でもbreast cancer(乳がん)になりますし、女性であまり「胸のない」人のことを “flat-chested”と言ったりします。

かなりマイナーな箇所に、flankという部位があります。辞書などで調べると「側面、脇腹」と書いてあるのですが、実際はもう少しピンポイントな部分で、側部より「やや後ろ気味」の辺りを指します。例えば、このflank areaを指して、腎臓の状態が悪いときに感じる鈍痛を訴える人もいるかもしれません。

次回は更に細かく体の部位を紹介します。お楽しみに!

ブログ執筆者

橋本実和
(米国・日本看護師、米国看護学士)
IPEC看護英語教育アドバイザー

アメリカ・カリフォルニア州のCommunity Collegeで看護教育を経てAssociate Degree in Nursing(ADN)を取得。NCLEX-RN合格後、バークレー市内の病院のがん・血液科病棟にて病棟ナースとして5年間従事。その間にカリフォルニア州立大学にて看護学士を取得。帰国後、IPEC看護英語専任教師として活躍しながら、日本の看護師免許を取得。現在はインターナショナルスクールのスクールナースとして働きながら、IPEC看護英語教育アドバイザーを務める。

Nursing English in Action

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