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IPEC 看護英語プログラム卒業生の歩み

IPECの看護英語プログラムで学び、活躍している卒業生をご紹介します。

【谷口 典子さん 助産師】プロフィール
2015年、IPECの看護英語講座を受講後、公立病院で助産師として勤務。その後、フィリピンへ短期留学。2018年12月~2020年3月神奈川県立看護大学校に勤務、2020年4月~2021年3月国際医療福祉大学 小田原保健医療学部 看護学科基礎看護学 助教として看護学生を教授。2022年4月【のり助産院 NORI MATERNITY HOUSE】を開業。『どこにいてもあなたらしく』をモットーに世界中の母子に寄り添える助産院を目指している。

IPEC
2015年にIPECの看護英語講座を修了されてからのご経験をお聞かせください。
谷口さん
公立病院で助産師として働きながら、外国人妊産婦が多い病院で医師との通訳の役割も行っていました。
その後3週間フィリピンへ短期留学し、現地で医療英語に特化したコースに入りました。
そのコースは土・日にボランティアを行い、学んだことを実践に活かすというシステムになっており、妊娠率が高い離島へ行くことになったのですが、これが契機となり、現地で知り合ったNGOのメンバーからボランティアをお願いされ、短期留学終了後も約5年間、2-3か月に1回の割合でこの離島を訪れ、産前産後の指導を行いました。裕福な人は病院がある大きな島へ行くことができますが、離島でのインフラも整っていない(きれいな水もない)所での出産は、年長の経験者頼りのものでした。治安の問題もあり、宿泊はできず、常に日帰りであったため分娩に立ち会うことはなかったのですが(出産の多くは夜中に始まるため)、現地の人が大切にしている習慣や宗教を尊重する気持ちや、先進国の便利さ、あるいはその便利さのために失ったもの(満天の星に代表される自然の美しさ)などについて考えさせられました。
IPEC
貴重な経験をされたのですね。フランスへも行かれたと伺っていますが・・・。
谷口さん
元々自宅がホストファミリーになっていたため、上記5年間のボランティア中に、かつて家に滞在していたフランス人の子が出産するというタイミングで3週間渡仏しました。
出産には間に合わなかったのですが、出産後のケアを現地で英語で行いました。現在フランス語も(日常会話)学習中です。
IPEC
ヨーロッパは無痛分娩が多いと聞いています。
谷口さん
そうなのです。そのため、自然分娩のやり方を知らない助産師も多く、逆に自然分娩について日本に学習に来る助産師もいるくらいです。
IPEC
ハワイにもよく行かれているそうですね。
谷口さん
ハワイの友人(日本人、夫がアメリカ人)の出産には現地で立ち会った経験があります。分娩に関わったわけではありませんが、その後の産後のサポートを行い、現地の新生児検診にも行ったりしました。
IPEC
その後はどのようなお仕事をされていたのですか。
谷口さん
市役所での相談を担当していましたが、健診に来ていたフィリピンの方が日本語を全く理解できず、泣いてしまったことがありました。後で、ご自宅に電話をしてフォローしたのですが、外国の方は日本で本当に苦労しており、力になりたいと思いました。
IPECの看護英語テキストで学習した、患者との最初のやり取りになる「挨拶・自己紹介」も大事です。やはり一番使いますね。
IPEC
英語で話しかけてあげることの大切さがわかるお話ですね。英語も伝わらない現地の言葉しかわからない方にはどう対応するのですか。
谷口さん
現地の言葉しか話せない人とのやり取りはGoogle翻訳を介しています。でも、分娩時などは、簡単でわかりやすい英語+body languageが一番伝わると思います。特に、産婦は不安感が強いので、簡単な言葉でしっかり伝わる声かけを行うことが大切です。

簡潔かつ簡単な英語表現で話かけることの重要性がわかります。
本日は、大変興味深いお話を聞かせていただきました。IPECの卒業生が活躍されていて嬉しく思います。
今後もますますのご活躍を期待しております。本日はありがとうございました。

2015年にIPECの看護英語講座を受講されている時から「英語を使える助産師として活躍したい」という明確な目標を持っておられた谷口さん。クラスの中でもリーダー的存在であり、その包容力と行動力、培った英語力で、講座修了後も助産師として、また教育者として活躍されてきました。
2022年4月に外国人を含めた妊産婦のためにご自身の助産院を開院されています。

IPECの看護英語プログラムで、あなたも現場で使える英会話を学び、活躍の場を広げましょう!

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