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「胃カメラ」は、英語ではいくつか表現がありますが、
などがよく使われます。
一般的に、胃カメラでは食道・胃・十二指腸までを検査するので、正式には「上部消化管内視鏡検査」と呼ばれます。
英語では、
を使用します。
gastrointestinalが、「消化管の」「胃腸の」という形容詞です。 「消化器」を表す際に「GI」という略語が使われるのは、このgastro(胃)の「G」とintestinal(腸)の「I」に由来しています。医師のカルテでも見られる単語かもしれません。
胃カメラの検査が必要になった時に、患者にまず聞きたいのは、
ではないでしょうか?
Have you ever ~ before?という表現は、「今までに~したことがありますか?」という意味で、手術歴や服薬歴など看護師が行う問診には欠かせない代表的な表現の一つです。
また、患者に胃カメラの検査予定はどのように伝えることができるでしょうか?
is scheduled for ~で「~に予定されている」という意味です。検査予定や再診予約など様々な予定を伝える際に活用できる表現ですね。
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胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)は、胃腸に何らかの不調がある時や健康診断などで受ける検査の一つです。広く一般的な検査ですが、残念ながら「楽」な検査ではないのは皆さんご存知かと思います。現在は経鼻の胃カメラも普及し、以前よりは検査の不快さは軽減されてはいますが、それでも苦手な方も多いのではないでしょうか?
胃カメラは、日本ではクリニックでもよく行われている検査の一つですが、欧米ではコスト的な観点からも日本ほど一般的ではないようです。
だからこそ、外国人患者が日本で初めて胃カメラの検査を受けなければならなくなった際は、検査の目的や検査の流れなどを丁寧に説明する必要があります。