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看護師のための現場で使える英会話 ワンポイントレッスン【大腸カメラは準備が全て】

【大腸カメラは準備が全て】

大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)は、カメラで直腸・結腸・盲腸の様子を観察する検査です。カメラを使って直接観察するのは胃カメラと同じですが、胃カメラと違う点がいくつかあります。一番の違いは、検査する臓器の長さです。大腸は一般に1.5mほどの長さがあり、それに合わせて大腸カメラも130㎝程度あります(胃カメラは90㎝程度)。大腸の長さは個人差があり、長い人は2m近くになるので、医師が長い大腸を少しずつ折りたたみながら盲腸を目指してカメラを進めていきます。

この検査は、事前に腸を空っぽにする必要があるため、準備も含めると時間のかかる検査です。なおかつ、検査中はカメラを進めるために腸を伸ばしたり、観察のために空気や炭酸ガスで腸を広げることで痛みが出ることもあり、敬遠されがちな検査なのかもしれません。ただ、適切な鎮静剤の使用でその苦痛も軽減することが十分可能なので、安心して受けてほしい検査です。

大腸カメラは、一般的に

colonoscopy

と言います。

大腸はlarge intestineまたはlarge bowelといい、結腸はcolonといいます。大腸カメラという語には、主に結腸を中心として観察するためか、colonが使われていますね。
colonの前に位置を表す単語をつけることで、結腸の各部を表現します。例えば、上行結腸はascending colonといい、ascendingは、「上昇する」「上行性の」という意味の形容詞です。

大腸カメラを滞りなく行うためには、検査数日前からの食事が肝心です。検査当日に腸を空っぽにしやすくするには、今は検査数日前から食べる専用食などもありますが、食事内容に気をつけるだけでも事前準備は十分可能です。外国人患者の場合、食文化の違いを踏まえたうえで、検査数日前から食べてよいものや食べてはいけないものの指導は欠かせません。

Please avoid eating foods that can be hard to digest, such as seaweed and mushrooms.
「海藻類やキノコのような消化しにくい食品は食べないでください」

ここでのavoid eatingは「食べることを避ける」という意味です。「食べない」ということをdon’t eatと単に命令形で伝えるだけではなく、avoid eatingと表現できると、より使える表現の幅が広がりますね。

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