2018年2月2日、学校法人大阪滋慶学園 大阪保健福祉専門学校にて、NPO法人医療・福祉英語検定協会のテキスト『医療英語コミュニケーション』を修了した看護学科2年生2クラスを対象に、特別授業として「看護英語セミナー」を行いました。各クラス20代を中心に40人前後が参加しました。
セミナー前半は、まず挨拶・自己紹介・患者の名前や生年月日の聞き取りの表現を学習し、実際にお互いにロールプレイを行いました。名前をアルファベットで綴る際に相手にしっかりと伝わる言い方(ICHIRO:I for India, C for China, H for Hong Kong….)や、生年月日を訊くやり取りなどを行う中で、忘れている単語・言えるけど書けない単語を確認できたのではないかと思います。
ネイティヴである橋本先生(米国・日本看護師)の発音を聞き、後について練習できたことも学生にとっては良い経験であったと思います。
セミナー後半は、グループに分かれてのゲームから始まりました。まず、与えられた臓器名の英語を書き、そのカードを人体の臓器配置を思い出して紙に配置、その後、その臓器に関わりのある疾患名のカードを臓器の近くに置く、というゲームです。
「単語を書く」ことはやや難しかったようですが、時間制限があり、グループ対抗戦であったためとても盛り上がりました。ゲーム後、使われていた臓器名・疾患名の発音を学習し、学んだ疾患名を使った既往歴・現在治療中の病気に関する表現を練習しました。その後、疾患名を使って自分自身で患者のシナリオを作り、お互いにその情報を取り合うというロールプレイを行いました。
実習とテストの合間に行われたセミナーであったため、学生の疲労度が伺える場面もあり、総じて受身ではありましたが、非常に真面目に取り組んでくれていました。ゲームでの熱さはやはり若者ならでは、であり、この熱量で看護、及び看護英語を学び、世界で、日本で、どんどん活躍して行ってくれることを祈ります。
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