2018年2月1日、大阪府看護協会にて「医療・看護場面で使う英会話~看護英語コミュニケーション研修」が行われました。 2クラス(11:00~14:00、15:00~18:00)実施され、雨混じりの天気の中、各クラス44名、27名と多くの方にご受講いただきました。受講生は看護師の方がほとんどでしたが、外来・手術室・整形外科・NICU・産科・訪問看護師など勤務先は多岐に渡り、また多くの助産師の方にもご受講いただきました。
研修前半で、まず挨拶・自己紹介・患者の名前や生年月日の聞き取りの表現を学習し、実際にお互いにロールプレイを行いました。名前をアルファベットで綴る際に相手にしっかりと伝える言い方(ICHIRO:I for India, C for China, H for Hong Kong….)や、生年月日を尋ねるやり取りなど、学生時代に学んだことの良い復習にもなったようです。
その後、バイタルサインを測定する際の説明の仕方を学習し、実際にカフと聴診器を用いながら英語で説明する練習を行いました。
研修後半は、最初に臓器名・疾患名のゲームで休憩後のウォーミングアップを行いました。知らない単語もご自身の看護知識から類推して答を導き出していらっしゃる方もいて、自分の仕事の分野で英語を学ぶ、ということの楽しさを感じていただけたのではないかと思います。ゲーム後、使われていた臓器名・疾患名の発音を学び、次に問診の表現を学習しました。主訴・家族歴・生活習慣に関わるやり取りで、明日からすぐ使えるものばかりです。
その後、学んだ質問を使って患者役の教師から情報を聴き取り、そのやり取りを何回も話す練習を行いました。 皆様とても真摯に取り組んでおられ、あっという間の3時間でした。研修後も教師に質問に来られる方が何人もいらっしゃり、英語学習への強い熱意を感じました。
今回の研修が、多くの看護師・医療従事者の方々が英語学習を始められる、あるいは続けられる良いきっかけとなれば幸いです。
大阪の皆様、またお会いできる日を楽しみにしております!
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