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東海アクシス看護専門学校<学生インタビュー>
~学生のモチベーションアップを実現するために「英語」授業を「看護英語」授業へ~

TOPEC看護英語試験 成績優秀者 スペシャルインタビュー

TOPEC看護英語試験は、現在、看護専門学校・看護大学などにおいて団体受験として実施していただいています。
第10回TOPEC看護英語試験において優秀な成績を収められた学生の方々の表彰を行い、英語学習への取り組み方や、今後の看護の現場での英語の活かし方などを伺いました。

東海アクシス看護専門学校 成績優秀者

中学・高校時代から、英語学習に積極的に取り組んでいました。看護英語も授業の復習を中心に、自分なりに学習方法を工夫しています。

IPEC: 初めに看護師を目指そうと思われた動機と、中学・高校時代の英語学習についてお聞かせください。

成績優秀者: 自然災害で被害に遭われた方や、被災地でボランティア活動をしている方をテレビで観ている時に、自分も人の役に立つ仕事がしたいと考えるようになり、中学3年生の時に、母からのすすめもあり看護師を目指したいと思うようになりました。英語については、中学・高校時代からネイティブ先生の授業が週に1回ありました。説明も全て英語だったので、最初は聞き取ることが難しかったのですが、だんだんと理解できるようになりました。自分で独自にやっていた勉強方法として、テキストの文章の中の品詞を色分けして覚えたり、試験前には、覚えると決めた単語を覚えるまでは寝ない!など自分に課したものをクリアしていくようにしていました。

IPEC: 東海アクシス看護専門学校を選ばれた理由を教えてください。

成績優秀者: ひとつは、地元の学校に入って地域に貢献したい、という気持ちが強かったことです。もうひとつは、私が入学する1年前くらいから東海アクシス看護専門学校のICT化が進み、専門教科の教科書がiPadになっていて、学習しやすくなっていたことです。

IPEC: 実際に看護学校で学習を始めて、看護師の仕事について改めて魅力を感じているところはありますか。

成績優秀者: 1年時に実習に出た時に強く感じたのですが、看護師はコミュニケーション能力がすごく高いです。患者さんの心に寄り添った会話をするので、患者さんが、学生である私と会話している時とはリラックスしている度合いが全く違いました。

IPEC: TOPEC看護英語試験を受験したご感想をお聞かせください。また、看護英語テキスト『Nursing English in Action』についてのご意見・ご感想もお聞かせください。

成績優秀者: どのような形式の試験か見当がつかなかったので不安だったのですが、テキストの内容に沿って出題されていたので自分が学んだことを活かすことができて良かったです。ライティングのセクションで、覚えていたはずの単語と違うものを書いてしまったことが悔やまれました。リスニングの問題文の読み上げスピードは特に早くも遅くもなく、普通に聞き取れるスピードだと感じました。テキストはとても実践的で、授業でのバイタルサイン測定(Chp.7)のロールプレイがとても印象に残っています。また、処方薬の管理(Chp.9)では、薬の種類によって使う動詞が違うため、授業でもその区別を学習し、こちらも印象的でした。

IPEC: ありがとうございます。
受験にあたり、看護英語テキスト『Nursing English in Action』をどのように活用されましたか。

成績優秀者: 授業で毎回1-2枚の宿題プリントが出ていたので、テキストや辞書を用いて夕食後や空き時間に毎週1時間ほど勉強していました。試験勉強では、テキストをベースに先生が重要だと言ったところをノートにまとめ、臓器名などの単語はノートに何回も書き、声に出して読んで覚えていきました。看護師の質問などの表現の文章は、テキストの穴埋め形式の練習問題をノートに書き、テスト形式にして単語を色ペンで記入し、赤シートで隠して覚えるまで声に出して読む、という方法を取りました。リスニングの強化には、付属CDの音声を何度も聞いていました。

IPEC: 「ご自身で勉強方法を工夫されていて素晴らしいですね。 では、目指す看護師像をお聞かせください。また、今後看護の場でどのように英語を活かしていきたいですか。

成績優秀者: ひとつひとつのコミュニケーションを大切にし、患者さんの言葉や表情などから自分が何を求められているかを知り、自分本位ではなく、患者さんの希望に沿った看護を提供できるような看護師を目指しています。
実習で、実際に外国の患者さんのケアを担当したことはありませんが、私が住む地域では、在日外国人の方が多く、また観光目的で来日する方も多いので、病院に入院する機会もあると思います。そのような時に、「言葉が通じないから。」と諦めるのではなく、TOPEC看護英語試験の受験や授業で学んだことを活かして積極的にコミュニケーションを図り、外国人の患者さんが求めていることや意思を尊重できるようになって、地元での看護の現場に貢献したいです。
また、機会があれば、海外でも災害などで困っている人の手助けができたら、と考えています

IPEC: 最後に、今後TOPEC看護英語試験を受験する後輩の学生の皆さんへメッセージをお願いします。

成績優秀者: 英語は難しいので、どう勉強したらよいかわからず、なかなかやる気が出ないとは思いますが、今勉強していることが自分の力となり、いつか患者さんの役に立つ時が来ると思います。大変ですが、コツコツと頑張ってください。

IPEC: 素敵なメッセージをありがとうございます。「英語を話せる看護師になって地域に貢献したい。」という希望をかなえ、臨床の場でご活躍されることを期待しております。
本日はどうもありがとうございました。

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