TOPEC看護英語試験は、現在、看護専門学校・看護大学などにおいて団体受験として実施していただいています。
第12回TOPEC看護英語試験において、優秀な成績を収められた学生の方の表彰を行い、英語学習への取り組み方や、今後の看護の現場での英語の活かし方などを伺いました。
成績優秀者: 元々はパティシエとしてフランスや日本で働いていたのですが、結婚を機に退職しました。その後、調理師の免許を取り保育園の給食室で働いていたこともあります。 数年前に家族が病気になり、その際に寄り添い励ましてくれた看護師の方々への感謝と憧れの気持ちと、家族が抱えていた病気にしっかりと向き合えなかった自分に対する後悔の気持ちから看護師を目指しました。経済的に自立できることと、看護師の資格を取ってから次の資格(助産師など)へステップアップする道があることも選択した理由です。
成績優秀者: 実は、看護学校に入るまで、看護師は患者が困っていたらとにかく全部援助するのだと思っていました。 しかし今、看護師の仕事とは、患者ができる力を決して奪わず、持てる力を最大限に引き出すことだと思うようになりました。考えていたよりもずっと奥が深い仕事です。
成績優秀者: 幼少期は米軍基地に近いところに住んでいましたので、英語教室に通っていました。父が、仕事の関係もあり継続して英語を勉強していて、今もその影響は受けていると思います。
中学校2年生の時に居住していた市の姉妹都市交流の代表に選抜され、カナダのトロント市へ1週間ほど留学しました。その時に、現地の学校に行って海外の面白さを感じ、いつかまた海外へ長く行きたいと思っていました。
高校卒業後、製菓に興味があったので、フランスに現地校がある製菓専門学校に入学し、2年次にフランスへ1年間留学しました。半年は寮生活で学校での学習、半年はアパートで1人暮らしをしながら実際に働きました。
フランス語は1年次の時からラジオ講座で独習し、あとは留学して現地で学んでいきましたが、日常会話には困らなかったと思います。留学している間に1人で旅行もして、旅行先で言葉が通じなかったり大変なこともありました。今だったらできなかったと思います。(笑)
英語は基本的には学校の授業の学習で身につけた感じです。
成績優秀者: 学校で団体受験ができ、受験料も団体割引があり、どこかに出向くこともなく試験が受けられたので良かったです。 Listeningはあまり難しいとは感じませんでしたが、文法を問う問題は、テキストの学習プラス英語の一般的な知識が必要なので、少し難しく感じました。Writing問題も、スペルが長い単語は少し不安でした。
成績優秀者: テキストを読み、単語や言い回しを覚えました。通学時間の電車内で毎日1時間ほどリスニングのダイアログを聴くようにしました。リスニング以外は、試験1週間前から何かの合間の時間と深夜に起きて1日合計1-2時間は勉強しました。単語は読んで覚えるタイプです。スペルと発音が違うものに関して集中的に覚えました。
これからもテキストを読み返して英語を忘れないようにしたいと思います。
成績優秀者: 素早く的確な臨床判断ができる看護師になりたいです。将来的には助産師を目指しています。 また、日本に住む外国の方々が増えてきているので、翻訳機を介さずにできるだけ直接コミュニケーションを取っていきたいです。海外でも機会があれば働いてみたいですね。海外の看護師の給与が高いことや、看護師自身もおおらかで明るいとも聞いていますので。
成績優秀者: 応援しています!頑張ってください!
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社会人を経験後、子育てをしながら看護師を目指して勉強されています。第12回TOPEC看護英語試験を満点で合格されました。