TOPEC看護英語試験は、現在、看護専門学校・看護大学などにおいて団体受験として実施していただいています。
第14回TOPEC看護英語試験において、優秀な成績を収められた学生の方の表彰を行い、英語学習への取り組み方や、今後の看護の現場での英語の活かし方などを伺いました。
成績優秀者: 大学卒業後、栄養士として病院で、また管理栄養士として社員食堂で合計15年ほど働いていました。病院ではチームとして働いていたので、今後看護師になってからもその経験を活かせると思います。
看護師を目指したのは、第2子出産がコロナ禍と重なり常に漠然とした不安を抱えていた時に、医療関係者の方々、特に看護師の方が常に寄り添ってくださったことがきっかけです。母である私の体調も気遣ってくださり、その時の経験から看護師という職業に憧れを抱くようになりました。
患者さんとご家族の話をしっかりと聴き、不安な思いに寄り添うことができる看護師になりたいです。小児・母性の分野で働くことができたらいいな、と考えています。
成績優秀者: この地域で働きたいと思っていました。地域に根ざした看護職を目指すならここの学校だと思って、東海アクシス看護専門学校に決めました。
成績優秀者: 英語は学生時代からあまり好きではありませんでした。高校を出てからほとんど英語学習はしていないので20年以上のブランクがありました。高校時代は文法中心の授業で、文字として単語を必死になって覚えていましたが、この学校に入ってからの授業は、隣の席の人とのコミュケーションが中心で、CDもついているので耳で覚えることができ、楽しく学習できました。それで身につけることができたのかな、と思っています。
成績優秀者: 医療に関わる英単語は聞き覚えがないものも多く、発音とスペルのイメージがつながらない単語があるので、ライティングは難しかったです。リスニングについては、通学の車中でCDをいつも聴いていたので、結構聞き取れました。
成績優秀者: 授業で先生が作成してくださった復習プリントやチャプター毎の小テストを自宅で復習をしていました。幼い子供の子育て中であり、また実習や就職活動の合間を縫っての学習でしたので勉強時間の確保はとても難しかったです。単語帳を作って、テキストを見ることができない隙間時間も、単語帳は見て学習していました。
また、CDを学校までの往復30分の車中で必ず聴いていました。
成績優秀者: 症状を聞き取る問診(チャプター2)やバイタルサイン測定の説明(チャプター7)など、実習中だったこともあり、こういう場面でこういう表現を使うのだな、と実感しながら授業に臨めてよかったと思います。私は今のところ実際に外国人患者に出会っていませんが、クラスメイトの中には出会った人もいて、英語で話しかけるだけでも安心感を与えることができたと思う、と言っていました。 授業では、患者の症状や背景を聞き取る問診の場面は特にそうですが、それ以外の例えば院内案内なども、クラスメイトとペアになり実戦形式のQ&Aになっていて印象的でした。授業外でも練習したりして、書いて覚えるというよりは、やり取りをする中で聞いて覚えることができました。
成績優秀者: この地域で看護師として、英語で挨拶や症状を聞き取ることで、日本語がわからず不安な気持ちでいる患者さんに少しでもリラックスしてもらえるようにできたらいいな、と考えています。
成績優秀者: 看護学生は常に課題を同時に大量に抱えていてとても忙しいと思います。隙間時間を上手に活用して受験頑張ってください。
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社会人を経験後、ご自身の出産をきっかけに看護師を目指しています。第14回TOPEC看護英語試験を優秀な成績で合格されました。