TOPEC看護英語試験は、基本的な看護業務を英語で運用できる能力を測定する試験として、看護師・看護学生、その他医療従事者の皆様に受験していただいています。
第17回TOPEC看護英語試験において、100点満点で合格された潮田朋子さんにお話を伺いました。

潮田さん: 私は医療事務の資格を取得して、現在のクリニックで受付事務と看護師補助の2つの業務に従事しています。受付事務の日は、患者さんの症状を聞いて問診表などをご案内し、看護師補助の日は、電子カルテを確認して問診を行い看護師に伝えています。
潮田さん: ドクターが記入したカルテ上の医療英語を見て、専門的な知識を持って、その英語が意味することを知りたいと思った事が、挑戦を決めたきっかけです。
潮田さん: 「ながら」学習や、隙間時間を有効活用しました。
仕事前に今日勉強するところを1~2ページ選んで一通り目を通しておいて、夜に集的に単語や表現などを覚えていました。
また用事や家事をしながら、リスニング音源を聞いたり、仕事中に目にした日本語の医学用語を 頭の中で英語に変換すること、などを毎日少しずつ、無理なく行い、仕事をしながらでも勉強を続けることができました。
潮田さん: IPEC看護英語テキスト「Nursing English in Action」と付属のCDは欠かせませんでした。
看護英語テキストを秋頃購入して、巻末のIndex(索引)を覚えていました。ちょっとした隙間時間に、ドクターがカルテに書いた医療英語や看護師が使っていた日本語の医学用語を、巻末のIndex(索引)で調べたり覚えたりしていました。これが試験対策の準備になっていたかもしれません。本格的に試験対策の学習を始めたのは1月~2月で、2月のTOPEC看護英語試験を受験しました。
潮田さん:
潮田さん: 苦手だったのは、専門用語のスペリングです。疾患名や臓器名は難しい単語が多く、スペルミスが多かったので、苦手な単語には印をつけ重点的に、何度も繰り返し発音しながら実際に書いて覚えました。
また「tenderness」が、医療用語では「圧痛」という意味で、自分の知っていた「優しさ」と異なる意味だと知り驚きましたし、面白いとも思いました。
潮田さん: セクション毎に解答時間が決まっていたので、自動的に時間配分をして頂けているように感じて、安心して取り組めました。
潮田さん: さらに深く、医療英語を学びたいという意欲が湧きました!
私は以前、海外在住時に病院を受診した際、日本語の医療通訳者に力を貸して頂きました。また、帰国後、フランス語の医療翻訳に少し携わる機会もあり、専門用語を正確に知ることの大切さを学びました。現在勤務するクリニックには、月に20名弱の外国人の方が来院されます。母国語が英語ではない方ばかりですが、それでも、テキスト内のロールプレイの学習が活きることがあります。以前、英語が話せない患者さんが来院されたときに、テキストで勉強していた英語の論理を利用して、やさしい日本語で説明をしたところ、理解してもらえました。
英語習得は他言語習得のベースになると感じていますので、医療英語を学ぶところから、多言語での医療用語を習得する事へも繋がるのではないかと考えております。
日本を訪れた外国人の方、日本在住の外国人の方、どんな方でも日本で安心して医療を受けられる世の中になるように、貢献できる機会も持てたらと思っております。
潮田さん: 先ずは同じように、IPEC看護英語テキスト「Nursing English in Action」を購入します!そして地道に、1ページ1ページを自分のペースで、丁寧に学習すると思います。
潮田さん: インバウンド需要や、日本に移住する外国人が増える中で、医療英語の知識を持つことは、世の中への貢献はもちろん、自分自身のスキルアップにもなると感じております。
TOPEC看護英語試験は、ベーシックな医療英語やロールプレイを含んでいて、医療英語の基礎力を付けるのにぴったりだと思います。医療英語に興味を持たれた方へのファーストステップとして、とても良い試験だと思うので、興味を持たれたらぜひ、挑戦して頂きたいです。
特定非営利活動法人プロフェッショナルイングリッシュコミュニケーション協会
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-14-1 郵政福祉琴平ビル5階
Copyright © Institute for Professional English Communication All Rights Reserved.
昔から長く続く、地域に根付いたクリニックで、受付事務や看護師補助業務に従事しております。語学の学習歴は、大学で英語や多言語を学びました。前職では海外へ行く事が多く、英語を使って働いておりました。短期留学経験や海外在住経験もあります。