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【第4回看護英語ワークショップレポート】会話のパターンを覚えよう!
~検査の手順、英語で伝えることができますか?~ 2018年2月18日開催】レポート

2月18日に「第4回看護英語ワークショップ 会話のパターンを覚えよう!~検査の手順、英語で伝えることができますか?~」が開催され、19名の方(看護師15名、放射線技師1名、薬剤師1名、教員1名、その他1名)に受講していただきました。

今回、当初予定されていました、IPECの看護英語専任教師であるマーガレット・レイ先生の講演が、やむをえないご事情により、開催延期となりました。とても残念ですが、次回の講演を楽しみにしたいと思います。

今回のワークショップは、看護師が日常行っている検査・検査手順の説明などに焦点を当てた内容でした。前半では、最初に注射・点滴・採血に関する一般的な語彙や表現(an injection, an IV catheter, subcutaneous, I’m going to start IV infusion, など)を学んで、発音練習を行いました。日常的に使っている表現でも、英語でとなると難しく感じるものですよね。その後、チーム対抗で採血手順に関する簡単なゲームを行いました。

英語で書かれた採血の手順文を正しい順に並べ替えるゲームでしたが、皆さん、たくさんの表現でも制限時間よりも早く終えることが出来ていました!すばらしい! ゲームの後に解答も兼ねて、採血手順の表現文についての解説がありました。「手はしびれませんか?」「ちょっとちくっとしますよ」などの表現などは、看護師にとっては普通に訊く表現ですが、なかなか学びにくい表現でもありますよね。これは明日からすぐ使える表現だと実感しました。 グループでの発音練習も、アクセントの位置や文のイントネーションを一人ひとり確認して行われて、正しい発音・よりスムーズな表現に近づいたようにと思います。

前半の最後には、今まで学んだことを元にロールプレイを行いました。輸血用の点滴ラインを挿入する手順についてのロールプレイで、実際に駆血帯を使用して行いました。 いつも使っているものでも、表現と手技のタイミングが合わず四苦八苦している方もいらっしゃれば、臨床現場のように自然に行っていらっしゃる方もいました。皆さん、笑い声も絶えず、楽しく、かつとても意欲的に取り組んでおられました。

後半は、様々な検査で使われる一般的な動作の指示表現についてのジェスチャーゲームから始まりました。”Please turn around.”など、椅子に座ったままでも出来る指示表現を多数学びました。皆さんは、”turn over””turn around”の違いをはっきりわかりますか?

その後、尿検査に関する語彙・表現、造影CT検査の語彙・表現、MRI検査で使われる表現を学習しました。特に造影CT検査は表現文が多く、中身の濃い内容でした。グループでの発音練習では学んだ表現をたくさん繰り返すことで、次第に、より自然な発音につながっているのが良くわかりました。

最後に検査結果(赤血球数減少・γGTP値の上昇・尿たんぱく陽性)について伝える際の英語表現を学びました。患者教育は、看護師の皆さんには必須の内容ですから、ぜひ現場で活かしていただきたいと思います。 「実用的な表現を学ぶことができた。」「採血・尿検査・CT検査など検査介助に明日から役立つ。」「ネイティブの発音で発音練習ができて良かった。」「テンポのいい流れでとても楽しく参加できた。」などのご感想をいただいています。

セミナー終了後には、ロビーで簡単な茶話会を催しました。教師たちも交えて、皆さん、英語学習についてであったり、勤務状況であったり、色々な情報交換が出来たようです。 同じ志を持つ仲間との交流は、刺激になりますよね。今後も継続してこのような場を設けていきたいと思います!

IPECでは今後も看護師をはじめとする医療者の方々に実践で使える英語を提供していきます。お楽しみに!

【 今後の予定 】

・2018年 3/18 (日)   第1回TOPEC看護英語試験 
・2018年 5/20 (日)   ゼロからはじめる看護英語~自己紹介から始めよう~
・2018年 6/17 (日)   看護英語ワークショップ
・2018年 7/22 (日)   第3回看護英語実践セミナー

*日程・内容は変更になる場合がありますので、詳細はホームページでご確認ください。

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