9月24日(月・祝)に「第2回ゼロからはじめる看護英語~病棟内オリエンテーションの表現」が開催され、19名の方[看護師(外来勤務5名、病棟勤務9名、その他2名)、薬剤師1名、助産師1名、医療事務1名]に受講していただきました。受講動機として「外国人患者の増加」「オリンピック・パラリンピックに向けて」を挙げる方が多く、特に、今回はほとんどの方が外国人患者の応対をしたことがあり、やはり今、英語が話せる看護師が求められていると強く感じました。
セミナー前半では、患者のプロフィール聴取に関連する語彙・表現を学びました。第1回で学習した自己紹介や生年月日の訊き方を復習しつつ、住所・電話番号・緊急連絡先の尋ね方を学習・練習しました。住所の数字の言い方・聴き取りは、普段あまり使うことが無いのでよい復習になったようです。
会話の中でのつなぎのことばも学習し、ロールプレイに挑戦です。看護師役・患者役を交替しながら患者プロフィールを完成させます。同じ質問を何回か繰り返す中で、受講生の皆さんの会話も少しずつスムースになっていきます。
ブレイクをはさんで、後半は病棟内オリエンテーションに関する語彙・表現を学びます。最初にグループ対抗のゲームで病棟・病室内の物品・備品の名前を学習しました。 同じ意味の日本語と英語のカードをペアにしてできるだけ多く貼った方が勝ち!皆さん真剣です!ゲームの後、解答しながら語彙を確認します。日本語でカタカナ名前で使用しているものも、必ずしも英語ではないので、ほとんどの方がしっかりとメモを取っていらっしゃいました。
その後、病室内の説明や、病棟ルールの説明の仕方を学習しました。
そして前半と同じように最後にロールプレイを行いました。普段日本語で何気なく説明している食事時間・消灯時間・面会時間なども、英語で説明するのはなかなかスラスラとはいきません。いくつかの病室内オリエンテーション&病棟ルール説明のパターンを用い、受講生同士で相手を替えながら看護師役として説明を行うことで、会話表現の定着をはかります。
和やか、かつ良い緊張感もある中、皆さん学んだ内容をしっかりと表現していらっしゃいました。
セミナー後の茶話会では、それぞれの近況を報告し合うことができ、良い情報交換の場となりました。参加者の方からも「励みになりました!」とご感想をいただきました。
IPECでは今後も看護師を始めとする医療者の方々に実践で使える英語を提供してまいります。
・2018年 10月21日 看護英語ワークショップ~上部消化管内視鏡検査編
・2018年 11月18日 看護英語ワークショップ~下部消化管内視鏡検査編
※両日一括申込みで割引あり。詳細はホームページをご覧ください。
皆様のご参加をお待ちしております!
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