◆ 第1部 【講演】 13:00~14:00
看護師・看護学生に英語教育が必要な理由
日本・英語圏の文化の違い
今日の医療現場(必要とされる思考形態)
英語は「手段」である
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに伴い、日本を訪れる外国人はますます増加すると考えられます。それと比例して、外国人患者も増えていくことでしょう。そこで、患者と一番近い関係にある看護師の方々の英語力が必要となってきます。日本とアメリカの医療現場をご存知の山内先生にどのような場面で英語が必要で、求められる思考はどのようなものなのかをご講演いただきます。
講演者プロフィール | |
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山内豊明 教授 |
国内医療機関で医師として勤務後渡米し、カリフォルニア大学医学部神経科学部門勤務。 その後ニューヨーク州ペース大学看護学部卒業、同大学大学院看護学修士課程修了。アメリカ看護師資格、アメリカ診療看護師(ナースプラクティショナー)免許取得。 オハイオ州ケース・ウェスタン・リザーブ大学大学院博士課程修了。看護学博士を取得。帰国後看護大学助教授を経て現職。 |
◆ 第2部 【講演】 14:05~15:05
「英語が共通語」~海外で働く看護師として~
カンボジアと日本の医療現場の違い
英語コミュニケーション力の重要性
「実践的な英語学習」をすすめる理由
講演者プロフィール | |
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森本博美 |
国内で看護師として病棟・外来の臨床経験を経て、保健師として保健所に勤務。その後ニュージーランドへ渡りワーキングホリデーを体験後、看護師免許を取得。クライストチャーチのPublic Hospitalの整形外科病棟に6年、老人ホームに約2年勤務。2015年から約2年半のカンボジア日系クリニックでの勤務を経て、2017年5月に帰国。 現在熊本県内の病院で看護師として活躍中。 |
◆ 第3部 15:10~16:10
看護英語テキスト『Nursing English in Acition』の活用法
Chapter 2 「Symptoms 症状」を取り上げ、テキストに沿ってモデルレッスンを行います。参加者の方には、学生役として実際に授業を受けていただき、最後に問診時のロールプレイを行います。
担当教師プロフィール | |
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小口 順子 |
日本の看護師免許取得。国内で病棟勤務を経て渡欧。 帰国後は英会話教師として約9年間従事。看護師の実務経験と英会話教師の教授経験を活かし、現在はIPEC看護英語教育の担当及び専任教師として従事。国際的な英語教師資格(TESOL Certificate)、英語通訳案内士、医療通訳士技能検定(英語)1級資格を有する。 |
担当教師は日本人ですので、英語力に自信のない方でも安心してご参加いただけます。
2017年11月17日(金)
6,240円(税込)
※看護英語テキスト「Nursing English in Action」代が含まれています。
※既に本テキストをお持ちの方は、参加費 3,000円(税込)となります。
主催 : 特定非営利活動法人プロフェッショナル イングリッシュ コミュニケーション協会
協賛 : ILC国際語学センター
NPO法人プロフェッショナル イングリッシュ コミュニケーション協会(IPEC)では、オリジナルの看護英語テキスト「Nursing English in Action」を看護・医療系大学、専門学校、看護協会、医療機関などで採用いただいております。本テキストは、基本的な看護業務を英語で表現できるようになることを目指しています。
第1部では名古屋大学大学院の山内豊明教授に異文化理解を踏まえた「看護と英語」について、また第2部では看護師として、ニュージーランド、カンボジアで勤務され、現在日本でご活躍の森本博美さんに、グローバルに活躍するために必要な英語力についてご講演いただきます。第3部ではIPEC看護英語教育を担当する教師による本テキストを活用したモデルレッスンを行います。