私のRN体験記
●看護学校
●NCLEX-RNの試験とは?
●RN資格について
●看護業務(病棟ナースの場合)
米国看護師 米国看護学士 IPEC看護英語教育担当
橋本 実和
アメリカ・カルフォルニア州のCommunity Collegeで看護教育を経てAssociate Degree in Nursing(ADN)を取得。NCLEX-RNに合格後、バークレー市内にある病院のがん・血液科病棟にて病棟ナースとして5年間従事する。働きながらカルフォルニア州立大学にて看護学士、米国がん看護学会認定のOncology Certified Nurse(OCN)を取得。現在IPECの看護英語教育の担当、及び専任教師として従事。
日米の看護学教育を体験して~長期留学の意義と課題~
●留学の決意と準備
●看護学教育におけるカルチャーショック
●留学して得たこと
佐久大学看護学部 基礎総合看護学領域 看護教育学
吉田 文子 准教授
看護師としてICU・CCU、脳神経外科病棟での臨床を経て、看護教員として7年勤務ののち渡米。留学中に9.11テロ事件に遭遇、短期留学(アフリカ)を経て、ニューヨーク大学大学院修士課程(看護教育学専攻)修了。帰国後、技術力向上に焦点をあてたカリキュラム開発を全国に先駆ける形で実施。2011年より現職。
『コミュニケーター』であるナースに必要な英語力
医療現場において、看護師は、医師や医療チームメンバーと、外国人患者間の「橋渡し役」であり、「コミュニケーター」として、医療現場を円滑につなぐ重要な役割といえます。 医学知識を持つ看護師が、通訳を介さず自ら、外国人患者及びその家族にわかりやすく説明ができる英語コミュニケーションを図ることは、今後ますますニーズが高まることでしょう。 日本語の話せない外国人患者を受け持った際に、英語で「どう話しかければいいのか?」 「医学用語をわかりやすく説明するには?」など、色々と戸惑ったことはありませんか?
このワークショップでは、看護師のための「医療現場で使える英語コミュニケーション」が学べます。
IPEC独自開発のシナリオの具体的なシチュエーションの中で、医療英語専任教師 たちが、「日本人看護師」「外国人患者」「日本人医師」 の役割でロールプレイをしながら、医療用語や注意すべき、また間違いやすい表現の解説をしていきます。「患者」と「看護師」の間のダイアログは英語と日本語でスクリーンに映し出されますので、英語力に自信のない方でも安心してご参加いただけます。
■シチュエーション1:日本人医師(連先生)の診察後、インフルエンザになった外国人患者(マーガレット先生)へ、クリニックで働く看護師 (橋本先生)が処方薬と、家に帰ってからの注意事項を英語で説明します。
■シチュエーション2:気管切開カニューレを装置した退院間近な乳幼児の母親 (マーガレット先生)に病棟で働く日本人看護師(橋本先生)が 気管内吸引の手順を英語で説明します。
IPEC理事 連 利博(小児外科指導医)
茨城県立こども病院小児外科医師。これまで途上国からの留学生の小児外科教育にも取り組んできた実績を持つ。著書に「医療通訳入門」がある。
IPEC専任教師 Margaret Raye, RN
米国の様々な医療現場において、20年以上正看護師として第一線で活躍する。医療英語教授法資格及び、国際的な英語教師資格を取得。現在は当協会の医療英語教育プログラム全般の監修並びに専任教師として従事する。
IPEC専任教師 看護英語教育担当 橋本 実和
IPEC医療英語コース・医療英語コミュニケーション講座のご案内
3,000円(税込)(Meducation会員 特典有)
30名
主催:特定非営利活動法人プロフェッショナル イングリッシュ コミュニケーション協会
協賛:ILC国際語学センター
日程:11月4日(月・祝)13:00~16:30
第一部では米国RNの資格を有する当協会看護英語教育担当の日本人専任教師による「私のRN体験記」を紹介し、第二部では日本で看護師として、また看護教員として従事された後アメリカで看護教育学の修士課程を修了した佐久大学の吉田文子准教授を講演者としてお招きして「日米の看護学教育を体験して~長期留学の意義と課題~」をお話しいただき、第三部では日本の医療現場において医師と外国人患者の間の「橋渡し役」となる看護師にとって実践的な医療英語コミュニケーション・ワークショップを開催いたします。