グローバル化や2020年の東京オリンピックに伴い、日本を訪れる外国人はますます増加すると考えられます。それと比例して、外国人患者も増えていくことでしょう。そこで、患者と一番近い関係にある看護師の方の英語力が必要となってきます。日本とアメリカの医療現場をみてきた山内先生にどのような場面で英語が必要で、求められる思考はどのようなものなのかをご講演いただきます。
講演内容:「看護師・看護学生に英語教育が必要な理由」
・日本・英語圏の文化の違い
・今日の医療現場(必要とされる思考形態)
・英語は「手段」である
山内豊明教授(医学博士・看護学博士)
名古屋大学 大学院医学系研究科 基礎・臨床看護学講座
「Cultural Diversity~アメリカの医療現場と日本の医療現場~」
・アメリカの医療現場において様々な文化背景をもつ人々と接してきて
・日本で病院外来受診時に感じたこと、日本人看護師に期待すること
※講演は全て英語で行われます
看護師 Margaret Raye, RN IPEC看護英語専任教師
米国の様々な医療現場において、20年以上看護師として第一線で活躍する。 医療英語教授法資格及び、国際的な英語教師資格を取得。 現在は当協会の看護英語教育プログラム全般の監修並びに専任教師として従事する。
「看護英語テキスト『Nursing English in Action』モデルレッスン」
Chapter2「Symptoms 症状」を取り上げ、テキストに沿ってモデルレッスンを行います。参加者の方には、学生役として実際に授業を受けていただき、 Listening, Speaking, Reading, Writing, 最後にはロールプレイに挑戦していただきます。
看護師 小口順子 IPEC看護英語専任教師
日本の看護師免許取得。国内でペインクリニック科、一般内科病棟勤務を経て渡欧。帰国後は英会話教師として9年間以上従事する。看護師の実務経験と英会話教 師の教授経験を活かし、現在はIPECの看護英語教育の担当及び専任教師として従事。その他、英語通訳案内士、医療通訳士技能検定(英語)1級資格を有する。
看護学生や看護師の方のご参加もお待ちしております。
サンプルレッスンは英語教員に向けた内容になっておりますが、看護学生や看護師の方にも有用な内容になっております。 医師と看護師の資格を持つ山内教授のお話は、とても興味深いものです。 前回(2015/11/16)は、医療機関勤務の方や現役の看護師の方にもご参加いただき、みなさまにテキストの内容は実践的であるとコメントいただきました
¥6,000
(看護英語テキスト『Nursing English in Action』代 ¥3,240が含まれています。)
大学の看護学部、看護専門学校・医療系専門学校の教員、看護英語教員、看護師、助産師、医師、医療機関勤務の方、教育機関勤務の方、看護学生
主催:特定非営利活動法人プロフェッショナル イングリッシュ コミュニケーション協会
協賛:ILC国際語学センター
NPO法人プロフェッショナル イングリッシュ コミュニケーション協会(IPEC)は、昨年10月に看護英語テキスト『Nursing English in Action』を発行いたしました。 本セミナーの第一部では、名古屋大学大学院山内教授から看護英語の必要性についてご講演いただき、第二部では、アメリカ人看護師と日本人看護師によるIPECオリジナル看護英語テキストを活用したモデルレッスンをご披露いたします。英語教育に携わっている方々、看護教育に携わっている方々、看護師として活躍されている方々、看護師を目指す学生の方々のお越しをお待ちしております。
日程: 2016/3/19(土) 13:00~16:10