アーカイブ:第2回看護英語ワークショップ 会話のパターンを覚えよう!
『熱中症の疑いのある外国人患者への対応』【2017.6.25】

概要

第一部は、IPEC看護英語専任教師のMargaret先生による、熱中症に関連する表現や慣習の違いに基づいた看護ケアについて講演をいたします。これからのシーズンに熱中症で来院するのは、日本人だけではなく、世界各地から訪れる外国人も同様です。東京オリンピック・パラリンピックも見すえて、慣習の違いを理解することは、よりよい看護の実践に役立つことでしょう。英語で講演を行いますが、日本語訳例も用意しておりますので、皆様にご参加いただけます。
第二部は、IPEC看護英語専任教師陣が「熱中症の疑いのある外国人患者への対応」のワークショップを行います。「熱中症のアセスメント時に必要な語彙・表現は?」「患者指導の時にはどのように伝えたらよいの?」など、明日すぐに現場で使える会話のパターンを学んでください。

日程:2017年6月25日(日) 13:00~16:00

プログラム

第1部 【講演】 13:00~13:30
看護に活かす異文化理解~差のつく看護実践にむけて~

・熱中症に関連する表現
・異文化を理解し、看護ケアへ活かす

講演者

Margaret Raye,RN,BSN
IPEC看護英語専任教師

米国看護師資格を持ち、米国内で外科、内科、手術室、婦人科クリニック、訪問看護(糖尿病ケア・食事指導・在宅での透析)など20年以上看護師として第一線で活躍する。医療英語教授法資格及び、国際的な英語講師資格を取得。2017年American Holistic Nurses Association認定のNuse Coach資格取得。現在はIPECの看護英語教育の担当及び専任教師として従事する。

第2部 【ワークショップ】 13:40~16:00
熱中症の疑いがある外国人患者への対応

今回取り上げるのは、熱中症のような症状を訴える患者が来院した際に看護師が情報収集する場面、及び熱中症予防のための患者教育の場面です。会話の基本的なパターンを覚え、明日からの現場での対応に活かしましょう! ワークショップではIPEC看護英語オリジナルテキスト「Nursing English in Action」を使用いたします。

【ワークショップの内容】
・熱中症の疑いがある患者と看護師の対話例を実演
・熱中症に関する語彙・表現の解説
・ゲームで語彙・表現を定着
・熱中症とは?
・熱中症の応急処置・患者指導に関する語彙・表現
・色々なロールプレイで、会話のパターンを練習

講演者

寺坂 千絵
(米国・日本看護師、米国看護学士)
IPEC看護英語専任教師

大学卒業後、アメリカ・ニューヨーク州立大学プラッツバーグ校看護学部に編入。Bachelor of Science in Nursing(BSN)を取得後、NCLEX-RNに合格。カリフォルニア州ポモナ市内の地域基幹病院に入職し、病院の一般内科・がん病棟にて病棟ナースとして勤務。帰国後、日本の看護師免許を取得し、大学病院や企業などで勤務。現在はIPEC看護英語教育の担当及び専任教師として従事。

小口 順子
(看護師)IPEC看護英語専任教師

日本の看護師免許取得。国内で病棟勤務を経て渡欧。
帰国後は英会話教師として約9年間従事。看護師の実務経験と英会話教師の教授経験を活かし、現在はIPEC看護英語教育の担当及び専任教師として従事。英語通訳案内士、医療通訳士技能検定(英語)1級資格を有する。

こんな方におすすめ

  • 外国人患者の対応が必要な看護師・医療従事者の皆様
  • 英語に興味のある方

担当教師は日本人ですので、英語力に自信のない方でも安心してご参加いただけます。

お申し込み及びお支払い期日

2017年6月19日(月)

参加費・テキスト代

参加費 6,500円(税込)
テキスト代 3,240円(税込)
看護英語テキスト「Nursing English in Action」をご持参の方は参加費のみとなります。

主催:特定非営利活動法人プロフェッショナル イングリッシュ コミュニケーション協会
協賛:ILC国際語学センター

今後の「看護英語ワークショップ」テーマ予定:
第3回 10月22日 インフルエンザ
※ 日程・内容は変更になる場合があります。