第1-2回目まで「問診」の英語表現の基礎を学びました。
第3回目からはインフルエンザの迅速診断法についての英語表現を学習していきます。
まず、「インフルエンザ迅速診断法」の英語での言い方を確認しましょう。
Rapid influenza diagnostic tests
rapidが「迅速」、diagnosticが「診断の」を意味しています。単語の頭文字を取ってRIDTs と記載されることもあります。
では、本日は検査の前段階として、何のための検査なのかを説明する英語表現を学習しましょう。
少し長い文ですね。英語はまず結論(一番言いたいこと)を言って、あとから理由をどんどん繋げていく言語です。長い文だな、と思ったときは、意味のまとまりで区切っていくようにしましょう。
この場合、Now, the doctor is going to give you a quick testまでで一区切りです。「迅速検査を行う」ことが伝えるべき最も大切なことですから、最初に伝えます。
そしてちょっと一息入れてto以下の文章を言いましょう。意味のまとまりは一気に話すことも大切です。
慣れてきたら、音声を聞いてから一文通して一気に言う練習をしましょう。
be going toは、既に決まっている予定を伝える時によく使われます。この場合も、検査を行うことはルーティンになっているのでbe going toを使っています。医療者が患者に予定を説明するような時はwillよりも be going to の方がより適切です。
a quick test=a rapid influenza diagnostic test ですね。わかりやすく短い言葉で検査を言い表して、to以下で何を調べるかを説明しています。
be sure~は、~と確信している、確かである、という意味があります。 「本当に?」と念押しする時にAre you sure?と言いますね。
virusはウイルスのことです。発音に気をつけましょう。
fluをcorona に言い替えれば新型コロナウイルス感染症の検査の説明にも使えます。
causeは「原因」です。ここでは名詞ですが、動詞として「~の原因となる」「~を引き起こす」という意味でもよく使われます。
illnessは病気のこと。こちらも発音をしっかり練習しましょう。
今回は、検査目的を説明する表現を学びました。
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IPEC看護英語オンラインプログラム「看護英語コース」
「検査・処置と退院指導」では、検査の際の指示表現や患者に安心感を与える表現など、すぐに使える英語表現を学びます。
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「これから、医師が簡単な迅速検査を行って、病気の原因がインフルエンザウイルスであるかを確かめます。」
Now, the doctor is going to give you a quick test
to be sure the flu virus is the cause of your illness.