What's New

京都先端科学大学 授業レポート
2026年度地域包括ケア実践プロジェクトII
第12回臨床国際コミュニケーション(2)看護職として知っておきたい外国籍クライエントへの接し方
第13回臨床国際コミュニケーション(3)外国籍クライエントとのコミュニケーション

2026年7月1日(水)、京都先端科学大学 嵯峨野ホールにて外部講師としてIPEC看護英語教師(TESL保有・言語聴覚士)が、「第12回臨床国際コミュニケーション(2)・第13回臨床国際コミュニケーション(3)」の授業を担当しました。本大学の健康医療学部看護学科3年生72名の学生の皆様にご受講いただきました。


©I.P.E.C.

英語教師から「皆さんの人生の中で、体が一番痛くなった状況について、(今日の授業の)パートナーに説明をしてください。」「日本語ではなく、英語ですよ!」という問いかけがありました。
一斉に学生の皆様は、隣にいるパートナーへ一生懸命英語で伝え始めましたが、なかなか日本語のようにはいきません。

Let’s get started with today’s lesson!
学生の皆様は、授業前の課題として、問診聴取やバイタル測定時に必要な語彙や英語表現の学習、リスニング音源を聞いて発音練習に取り組んできました。

3講時:「第12回臨床国際コミュニケーション(2)~看護職として知っておきたい外国籍クライエントへの接し方~」

看護業務における問診聴取の重要項目として「主訴・発症時期・既往歴・服薬歴・アレルギー」の質問の仕方や、患者の「症状」を正確に把握するために様々な症状の表現を習得しました。
また、他にも症状があるかもしれないので、必ず「追加の質問」もすることや、患者の回答がわからない時には日本人特有の笑みや曖昧に返事をするのではなく、聞き返したりすることが大事であることも学びました。
看護師と患者の基本的な問診会話を理解したところで、パートナーと協力しながら、オリジナルの「問診スクリプト」の作成にとりかかりました。


©I.P.E.C.

【さまざまな症状と表現】

“I have” と “I feel” の違いについて学びました。

看護師:What seems to be the matter today?
患者:I have a fever and I feel run-down.
看護師:That’s too bad. When did your ~~?
患者:The fever started ~~~~~~.

その後、そのスクリプトをもとに、看護師役と患者役のロールプレイを繰り返し行い、実践的な英語コミュニケーション力を定着させていきました。


©I.P.E.C.

4講時:「第13回臨床国際コミュニケーション(3)~外国籍クライエントとのコミュニケーション~」

バイタル測定時に、患者へ今から何を行うのか、測定結果をどう伝えるのか、看護英語テキストを使いながら、語彙や表現について覚えていきました。

【バイタル測定時の表現】

挨拶・自己紹介

① I would like to take your vital signs.
② I’ll take your temperature first.
③ Could you put this thermometer under your left arm?
④ Your temperature is 36.8 degrees.

ロールプレイでは、問診からバイタルサイン測定までの一連の流れを、看護師役は体温計を渡す、血圧計を使いながら動作もつけながら、患者役に丁寧に測定内容を説明し、その結果を伝えていきました。


©I.P.E.C.

学生の皆様は、次回(7月8日)の授業では、実習着で看護師として問診を行い、バイタルサイン測定までのやり取りを留学生の患者役へ、資料を見ずに行うそうです。がんばってくださいね!

授業後には、当協会(IPEC)理事長 山内豊明先生(医学博士・看護学博士)より、看護英語を学習されている学生の皆様へ「看護英語を学ぶ意義」についてビデオメッセージを送りました。
今後も学生の皆様が看護英語の学習を続けられ、将来看護現場でご活躍されますことをお祈りしております。

京都先端科学大学 健康医療学部 看護学科3年生の学生の皆様、学科長 嶌田教授、宇多准教授、池上理子講師をはじめ、教員の皆様、どうもありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしております!

学生の皆様からの授業の感想について伺いましたので、一部ご紹介いたします。

Q1. 授業で習得できたことは?
患者と看護師という立場で、ただ文章を英語で読むのはなく、相手を見ながら話をすることが大事だということがわかった。
疾患名や症状の英語が思ったよりも難しかった。将来看護師になった際に使えるように、もっと勉強したいと思った。
外国人患者とどう関わるべきなのかわかった。日本と習慣や文化が異なるため、患者にあった方法で行うことが重要であり、どう接するのかを身につけることができた。
バイタルサイン測定や問診時の英語での会話について、しっかり学ぶことができた。
外国人患者へのバイタルサイン測定や問診をする時のフレーズを勉強できたので、英語への苦手意識が少し消えた。今日習得したことを実践できる場面があれば頑張ってみたいと思った。
医療用語の単語は、一つ一つの小さい単語が繋がって大きな単語になっていることを知り、関連付けて考えられることが身についた。
相手(患者)の目を見て発音に気をつけながら、話すことができた。
Q2. IPEC看護英語テキスト『Nursing English in Action』は看護の現場で役に立つと思いますか?
患者とのコミュニケーションで活用できる英語表現が様々あるので、今後活用できると感じた。
実際、海外の方が国内の病院を受診することが多くなっていると思うため、現場でも役に立つと思う。
看護師になった時に、外国人患者とコミュニケーションをとる際に必要な単語や文法が書かれていて役に立つと思った。
そのまま使えるフレーズが記載されている。また単語も多く記載があるので役に立つと思う。
文字だけでなく、図やイラストが用いられているのでわかりやすい。
音声もついているので学習しやすい。
TOPEC看護英語試験の勉強にも活用できる。

京都先端科学大学 京都太秦キャンパス

IPECは2026年7月、健康医療学部看護学科の「グローバル化する地域の医療を支えるプロフェッショナルを育成」プロジェクトのひとつの地域包括ケア実践プロジェクトⅡ2026「臨床国際コミュニケーション(2)看護職として知っておきたい外国籍クライエントへの接し方」「臨床国際コミュニケーション(3)外国籍クライエントとのコミュニケーション」の授業を外部講師として看護英語教師(TESL保有・言語聴覚士)が担当しました。

学校情報


京都先端科学大学 京都太秦キャンパス
〒615-8577 京都府京都市右京区山ノ内五反田町18
https://www.kuas.ac.jp/academics/faculty/hms/nursing

カテゴリ一覧
コラム
海外体験談
看護留学
セミナーレポート
オンラインプログラム
看護英語テキスト