・日本・英語圏の文化の違い
・今日の医療現場(必要とされる思考形態)
・英語は「手段」である
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに伴い、日本を訪れる外国人はますます増加すると考えられます。それと比例して、外国人患者も増えていくことでしょう。そこで、患者と一番近い関係にある看護師の方々の英語力が必要となってきます。日本とアメリカの医療現場をご存知の山内先生にどのような場面で英語が必要で、求められる思考はどのようなものなのかをご講演いただきます。
山内豊明教授(医学博士・看護学博士)
名古屋大学 大学院医学系研究科 基礎・臨床看護学講座
アメリカ・カリフォルニア州のCommunity Collegeで看護教育を経てAssociate Degree in Nursing(ADN)を取得。NCLEX-RN合格後、バークレー市内の病院のがん・血液科病棟にて病棟ナースとして5年間従事。その間にカリフォルニア州立大学にて看護学士を取得。帰国後、IPEC看護英語専任教師として活躍しながら、日本の看護師免許を取得。現在はインターナショナルスクールのスクールナースとして働きながら、IPEC看護英語教育アドバイザーを務める。
腹痛を訴える患者が来院。医師の診療を待つ間に看護師が情報収集をする場面です。 会話は基本的なパターンを覚え、明日からの現場での対応に活かしましょう! ワークショップでは、IPEC看護英語オリジナルテキスト「Nursing English in Action」を使用いたします。
・カンボジアと日本の医療現場の違い
・英語コミュニケーション力の重要性
・「実践的な英語学習」をすすめる理由
森本博美
日本・ニュージーランド・カンボジア看護師
国内で看護師として病棟・外来の臨床経験を経て、保健師として保健所に勤務。その後ニュージーランドへ渡りワーキングホリデーを体験後、看護師免許を取得。クライストチャーチのPublic Hospitalの整形外科病棟に6年、老人ホームに約2年勤務。2015年から約2年半のカンボジア日系クリニックでの勤務を経て、2017年5月に帰国。
現在熊本県内の病院で看護師として活躍中。
Chapter 2 「Symptoms 症状」を取り上げ、テキストに沿ってモデルレッスンを行います。参加者の方には、学生役として実際に授業を受けていただき、最後にバイタルサイン測定時のロールプレイを行います。
小口 順子
(看護師)IPEC看護英語専任教師
日本の看護師免許取得。国内で病棟勤務を経て渡欧。 帰国後は英会話教師として約9年間従事。看護師の実務経験と英会話教師の教授経験を活かし、現在はIPEC看護英語教育の担当及び専任教師として従事。英語通訳案内士、医療通訳士技能検定(英語)1級資格を有する。
・看護教育・英語教育に携わっている方々
・看護師として活躍されている方々
担当教師は日本人ですので、英語力に自信のない方でも安心してご参加いただけます。
2017年9月13日(水)
6,240円(税込)
※看護英語テキスト「Nursing English in Action」代が含まれています。
※既に本テキストをお持ちの方は、参加費 3,000円(税込)となります。
主催:特定非営利活動法人プロフェッショナル イングリッシュ コミュニケーション協会
協賛:ILC国際語学センター
今後の「看護英語セミナー」予定:
第3回 11月23日(木・祝)
※ 日程・内容は変更になる場合があります。
NPO法人プロフェッショナル イングリッシュ コミュニケーション協会(IPEC)では、オリジナルの看護英語テキスト「Nursing English in Action」を看護・医療系大学、専門学校、看護協会、医療機関などで採用いただいております。本テキストは、基本的な看護業務を英語で表現できるようになることを目指しています。 第1部では名古屋大学大学院の山内豊明教授に異文化理解を踏まえた「看護と英語」について、また第2部では看護師として、ニュージーランド、カンボジアで勤務され、現在日本でご活躍の森本博美さんに、グローバルに活躍するために必要な英語力についてご講演いただきます。第3部ではIPEC看護英語教育を担当する教師による本テキストを活用したモデルレッスンを行います。
日程:2017年9月18日(月・祝) 13:00~16:10