看護師として必要な書類を集める期間は、人それぞれだと思いますが、2013年のNursing Council of New ZealandのURLには、書類の提出が2つのステージに分かれており、ステージ1に必要な書類(申請書、申請料金、パスポート、IELTSの結果、履歴書、職場・知人からの推薦状、在職証明書、結婚された方の苗字変更の証明書)とステージ2に必要な書類(日本の看護師免許証、大学・専門学校の学業成績表、警察証明書)と分かれています。そのため、IELTSの点数が目標に近づいてきた時点で書類を集めはじめると、早ければ数か月で集めることは可能です。
やっておいた方がよい事は、後にも先にもIELTSの勉強です!IELTSの結果が早くだせれば、ニュージーランドで看護師になる道は早いです。
書類を集める際にやっておいた方がよい事は、職場や友人の推薦状や在職証明をお願いする際には、英語+日本語で書いた例文をつけてお願いすると、相手の時間短縮になるかと思います。長期的にやっておいた方がよい事は、医療英語の勉強です。解剖生理や病態生理などの医療英語は時間がどれだけあっても覚えきれません。特に発音をYou Tubeなどで確認し覚える事で、臨床で役立ちます。発音が悪いと、相手に英語が通じませんので、コミュニケーション力がないと評価されます。海外の医療現場で働くには、コミュニケーション力は欠かせません。実際に働いていて「あの看護師の言っていることは、全くわからないわ。」という声を耳にすることがありますので、そう言われないためにも日々の努力は欠かせないでしょう。
(*IELTSのスコアの伸びは個々に違いますので、あくまでも参考例になります)
【期間の合計:約1年3か月~2年3か月】
ステージ1*:詳細申請書、申請料金、パスポート、IELTSの結果、履歴書、職場・知人からの推薦状、在職証明書、結婚された方の苗字変更の証明書
ステージ2*:日本の看護師免許証、大学・専門学校の学業成績表、警察証明書 Nursing Council of New Zealandのページにあるステージ1と2で必要な書類の詳細が記載されています。
CAP:Competence Assessment Program 看護師としての能力をみる研修。看護理論と実習があり、計6~8週間の研修制度。
森本 博美さん
日本・ニュージーランド・カンボジア看護師
国内で看護師として病棟・外来の臨床経験を経て、保健師として保健所に勤務。その後、ニュージーランドへ渡りワーキングホリデーを体験後、看護師免許を取得。クライストチャーチのPublic Hospitalの整形外科病棟に6年、老人ホームに約2年勤務。2014年にカンボジアに渡り、現在日系クリニックで看護師として活躍中。
※ 本ブログは森本さんが留学された当時の情報です。現在とは異なる場合がございますので、必ず最新情報はご自身でお調べください。
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